#110
ウェアラブルコンピューター研究者
塚本昌彦(つかもと・まさひこ)
2008/5/9放送
塚本昌彦 プロフィール
1964年 大阪生まれ
電機メーカー勤務を経て
現在 神戸大学教授
「 将来は 予測するものではない 」
オシャレな洋館が建ち並ぶ神戸・異人館通り。歩いてきたのは、一見、チョイワルおやじ。みょ~なものを体中に付けています…。「これは、ウエアラブルコンピューターという風に言いまして、服のように着るコンピューターです。キーボードがあって、マウスがあって、ここにディスプレイが見えていますね。」これで、街を歩きながら、メールやWEBを見たり、映像を楽しんだりすることができるのです。ディスプレイを覗かせていただくと、小さいですが確かに、文字が映っています。
今回の匠、神戸大学教授の塚本さんは、コンピュータの小型化を研究中。問題点はどこか、どうしたら便利になるのか、7年間、毎日装置を付けたままで調べているのです。「家にこもってずっとゲームしてるという人がすごく増えてると思うんですけども、こういうこのウエアラブルの機器っていうのは真逆で、そのコンピューターを体に身につけて外に出ていこうと、健康的なコンピューターの使いかた、何かこれはきっと楽しいぞ、と。」
どこでも使え、手軽に操作できるコンピュータを目指し、様々な機器を考えきた塚本さん。携帯電話が普及したように、数年のうちに、街を歩く人々が、こうした装置を付けるようになると予言しています。「こうみんなに見せびらかすのが楽しかったんです。人と人とのつながりだとか、そういうものを、こう与えてくれる可能性があるものだと。」
塚本さんの研究室では、ピアノの鍵盤型キーボード、人のまわりを飛ぶコンピュータなど、驚くようなアイデアがいっぱい。「将来というのは予測するもんじゃない、自分らが作るんやと。自分でこう、こんな風にしたいと、こんなんが良いなと思うようなことを、世の中の人みんなが、やって欲しいと思います。」






