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#132   有機EL研究者
       城戸淳二(きど・じゅんじ)

2008/10/10放送

城戸淳二プロフィール
1959年 大阪生まれ
早稲田大学理工学部卒業
1993年 世界で初めて
白色有機ELを発見


「 最初に好奇心ありき 」

「天才は1%のひらめきと99%の汗と言ったのは、この白熱電球を実用化したトーマス・エジソン。私はエジソンと誕生日が同じ。」
科学者、城戸淳二。匠の自慢は、誕生日だけではありません。世に放つキーワード、それは「薄さ」です。これは世界一薄いテレビ。厚さはなんと3ミリ。こんなに薄くて高画質だなんて信じられます?


それを可能にしたのが、白色に光る有機体。匠は、100ナノメートルの薄さにした有機体に電流を通し、世界ではじめて白色発光させたのです。この白色有機ELの発見は世界を驚かせました。「天才ではないです。何やろ。試行錯誤の連続で失敗する。失敗を失敗と捉えるか、成果として捉えるのかで全然違う。私は失敗として捉えなくて、新しく知識が得られたと捉える。」


匠は大学、地元企業、自治体の協力を得ながら、有機ELの照明を開発しているのです。従来型より省エネ。これぞ1%の閃きと99%の汗の賜物なのです。「好奇心でしょうね。好奇心を持ってると、疑問の引き出したくさん持ってる。子供なんか本来好奇心旺盛、発揮する前にモノが与えられている。まず最初に好奇心ありき。」


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