#136
鳥かん絵地図作家
村松昭(むらまつ・あきら)
2008/11/7放送
村松昭プロフィール
1940年 千葉生まれ
高校卒業後デザインを学び
32歳から絵地図を製作
「 地図は美しい 」
広がると長さ3メートルにも及ぶ長い地図。立体的に描かれた山や湖、たくさんの橋、歴史上の人物…見ているとなぜかワクワクしてきます。そんな楽しい絵地図の数々を手がけたのが、今回の匠、村松昭さん。若いころ描いた自宅近所の案内図が大好評。以来、山や川を散策する多くの絵地図を描いてきました。「それを見て、行きたくなって、実際行ってくれるのが、一番良いと思ってんですけどね。逆に行けない人でも、それを見て、楽しむというような、あっても良いかなって思ってますね。屋久島だとかね、もう年寄りで、結構いかれないなんて人がね、喜んで見てくれんですよね。」
匠の絵地図作りの秘訣は、実際に現地へ何度も足を運ぶこと。そこで初めて、一般の地図にはのっていない隠れた史跡や、細かな自然の姿が見つかるのです。「例えばこのトロッコなんか、地図にはもうなくなっちゃってんですよ。来てみるとちゃんとありますからね。かなり立派なものが。」
こうしてできた絵地図は、インターネットで見られる航空写真よりはるかに、分かりやすいものになっているのです。「インターネットとかなんかでも、必要以外のものも全部映っちゃいますからね。あの空から見たやつだと。必要じゃないものをなるべく、省くという、わかり易い地図になるんじゃないですかね。」
子供たちのために、絵地図を使った絵本も手がけている村松さん。誰が描いても、絵地図は美しくなると、村松さんは言います。「地図はね、美しいんですよ。あの道路とか、川とか何かがね、うまい具合にバランスが取れててね。模様ですかね、それだけで美しいもんなんですよね。」






