#152
人形アニメーター
真賀里文子(まがりふみこ)
2009/2/27放送
真賀里文子 プロフィール
岡山生まれ
草創期の人形映画製作所に入る
千本以上の作品を製作
「360度の観察力」
温かい魅力に満ちた作品を生み出すのが、今回の匠、人形アニメーターの真賀里文子さん。映画やテレビで活躍する真賀里さんは、これまで千本以上もの作品を生み出してきた、日本を代表する人形アニメーターです。ところで、“人形アニメーター”って耳慣れない言葉ですが…「人形という役者さんを動かす人ですね」
1秒の映像を作るのに30回人形を動し、アニメーションを作っていくのです。小さな役者たちに少しずつ演技をつけていく地道な作業。1秒間の映像を作るのにも1時間ほどかかるといいます。時にはピンセットを使って表情の演技までさせることも…「この子たちは、何もできないわけですよね。そしたら、何を考えて例えばどういう風に生きてきたかっていうのがポーズに出せなきゃ、表情に出せなきゃだめだと思うんですよ。」
40年以上に渡って、様々なキャラクター達に命を吹き込んできた真賀里さん。その作品の魅力は役者たちの個性光る演技なのです。今、真賀里さんは自ら技を伝えることに、力を入れています。彼らに伝えるのは、どんな人形でも、動きの基本は人間の感情にあるということ。「なぜこの人はこの人のそばに行きたいのかっていうのもすべて、近づきたい理由というのは私がどうものを考えているかってとこから動きが出てくるんですよね。だから、360度の観察力持ってないと無理なんですよ。人間観察。」






