#59理化学ガラス技能士 桐山弥太郎(きりやま・やたろう)
2007/5/18放送
桐山弥太郎プロフィール
1928年 東京生まれ
戦時中にガラス加工を学ぶ
東京大学の実験室で仕事を続け 1978年「桐山製作所」を設立
「自分しかできない物は創らない」
東京・東日暮里。大型バイクに乗って颯爽と現れた桐山弥太郎さん、御年79歳。桐山さんの仕事は、大学や企業の研究所に納める理化学実験用ガラス機器の製造。およそ50年、精密な加工技術で、日本の科学の発展を縁の下から支えてきました。
桐山さんの「匠の技」は、規格どおりの製品を、頼まれるまま作ることではありません。自らの発想で、用途に応じた器具をあらたに考え出すことこそ真骨頂!『桐山ロート』もその一つ。大量の溶液を、素早く濾過する秘密は、雨の日のマンホールの蓋からヒントを得た無数の溝です。「ある効果を発揮しなければいけないというのが、理化学の実験器具。作り方は非常に“工芸”的なんですよ、ただし作ったモノは、工業製品であると。」
桐山さんの「匠の技」は、規格どおりの製品を、頼まれるまま作ることではありません。自らの発想で、用途に応じた器具をあらたに考え出すことこそ真骨頂!『桐山ロート』もその一つ。大量の溶液を、素早く濾過する秘密は、雨の日のマンホールの蓋からヒントを得た無数の溝です。「ある効果を発揮しなければいけないというのが、理化学の実験器具。作り方は非常に“工芸”的なんですよ、ただし作ったモノは、工業製品であると。」
最近では、先端技術にかかわる実験装置も独自に研究開発。そんな桐山さんを支えているのが、若い頃から自発的に積み重ねてきた豊富な実験の経験でした。今は、そのことを、会社の若手社員にも伝えようとしています。「考えることを教えるのが難しいですね。ココだってところを知ってれば、勘所をつかんだ仕事が出来る。とにかく我慢して勉強してくれてます。」
日に日に腕を上げていく若者たち。彼らに、全ての技術を受け継いでもらうことが、匠の使命。「自分だけしかできないモノを開発したところでしょうがないわけでね。難しい仕事を易しくするということ、こんなことであれが出来るんだみたいな格好に持って行くことが、
そこいらがこだわりですかねえ。」
そこいらがこだわりですかねえ。」






