#60江戸小紋染め職人 小宮康正(こみや・やすまさ)
2007/5/25放送
小宮康正プロフィール
1956年 東京生まれ
伝統的な染め技法「長板中形」の復元にも努める
「過去への挑戦が 未来を作る」
遠目には無地、近くに寄れば繊細な紋様が広がる、江戸小紋。江戸時代に幕府が派手な着物を禁じたために生まれた江戸小紋は、その後、庶民の遊び心によって様々な模様が生まれました。
今回の匠は、江戸小紋染め職人の小宮康正さん。中学を卒業後、人間国宝である父康孝さんの元で修業を始めました。
今回の匠は、江戸小紋染め職人の小宮康正さん。中学を卒業後、人間国宝である父康孝さんの元で修業を始めました。
小紋は、模様の部分が染まらないように、型紙を使って糊付けをします。型紙の継ぎ目が分からないように、微細な模様に糊をつけていくのが、匠の技。「作品に対して個性っていうのは、自分自身を殺す事。職人として正確に物がコンスタントに出来るっていうのが、一番難しい事かもしれないですね。」
布を染める染料は、小宮さんの父が研究し完成させた合成染料。 色焼けもせず、鮮やかな色に染め上がります。「伝統は、古いものをバカ正直にやっているように思いますが、古い良いものを残しながら、いつも最先端というのが基本だと思う。振り返り、振り返り、前に進んでいかないものは、やっぱり最終的に滅びていく。過去を見て、未来を作っていく。そういう意味では、過去への挑戦ですよね。」






