#74 万年筆職人 植原榮一(うえはら・えいいち)
2007/8/31放送
植原榮一プロフィール
1919年 東京生まれ
仙台の大橋堂で手作り万年筆を製作
「長生きしろよ 万年筆」
今回の匠、植原榮一さんは、手づくり万年筆の第一人者。万年筆の使い方は十人十色です、と言い、実際に対面した人の万年筆しか作りません。
まずは、お客の書き癖をチェックします。
「持つところ、どの辺りを持つか、それから角度、立って使うか寝かして使うか、筆圧はどれくらいかと、お手に合わせていくのが万年筆屋なんです。万年筆店と屋とはちがうんですよ!」
まずは、お客の書き癖をチェックします。
「持つところ、どの辺りを持つか、それから角度、立って使うか寝かして使うか、筆圧はどれくらいかと、お手に合わせていくのが万年筆屋なんです。万年筆店と屋とはちがうんですよ!」
植原さんの万年筆は、軸作りから。生ゴムに硫黄を混ぜたエボナイトを、足踏み式のロクロで削っていきます。
「右で削って左で逆回転。手と足が合わなきゃだめ。昔、万年筆屋の職人は、亀のこと言われた。足動かして、手を動かして、首振るから。はは。」
こうして変形しにくく、長持ちするエボナイトの特性を引き出していきます。その後、ペン先を調整して書き味を決めます。
「右で削って左で逆回転。手と足が合わなきゃだめ。昔、万年筆屋の職人は、亀のこと言われた。足動かして、手を動かして、首振るから。はは。」
こうして変形しにくく、長持ちするエボナイトの特性を引き出していきます。その後、ペン先を調整して書き味を決めます。
使うほどに手に馴染んでくる植原さんの万年筆。
「万年筆は、結局、その方について行く。どこまでも。手から離れない娘であり、息子であり。自分よりも長生きしてもらいたい、もちろん長生きするように作ってあるはずなんですから。」
「万年筆は、結局、その方について行く。どこまでも。手から離れない娘であり、息子であり。自分よりも長生きしてもらいたい、もちろん長生きするように作ってあるはずなんですから。」






