#78 鬼師 小林章男(こばやし・あきお)
2007/9/28放送
小林章男プロフィール
1921年 奈良生まれ
瓦宇工業所 7代目
鬼師・選定保存技術保持者
「時代をよむ」
ギョロリ。屋根の上から睨みをきかせる鬼瓦。瓦職人の中でも、特に、鬼瓦を造る職人たちを「鬼師」と呼びます。今回の匠は、鬼師・小林章男さん。鬼瓦造りの第一人者です。
現在までに、多くの歴史的建造物の瓦の修理・復元を手がけてきた小林さん。東大寺大仏殿の鬼瓦復元も手がけています。
「大きいもんですねえ、こんなのが屋根に乗っていたら、小さく見える、この大きな鼻が見えないんですよ、はっきり。裏の造りを見てください。これだけごっつい梁を使っている。この裏の強さが表に出てると思うんです。」
「大きいもんですねえ、こんなのが屋根に乗っていたら、小さく見える、この大きな鼻が見えないんですよ、はっきり。裏の造りを見てください。これだけごっつい梁を使っている。この裏の強さが表に出てると思うんです。」
瓦博士の異名を持つ小林さん。自らの足で全国から瓦を集め、研究を重ねてきました。一番の関心は、時代背景と風土性。建物と調和した鬼の姿を作り出すのです。
「良い鬼だから、それをどこに乗せても良いもんじゃない。建築に使うんだから、その建物に合ったものを造ってほしいなと。この時代だから、こんなのを、ということを自分で勉強する気持ちにならない。教えてもらってるだけでは、とっても進歩していかないなと感じます。」
「良い鬼だから、それをどこに乗せても良いもんじゃない。建築に使うんだから、その建物に合ったものを造ってほしいなと。この時代だから、こんなのを、ということを自分で勉強する気持ちにならない。教えてもらってるだけでは、とっても進歩していかないなと感じます。」






