#86 能面師 岩井彩(いわい・あや)
2007/11/23放送
岩井彩 プロフィール
1947年 京都生まれ
観世流・宝生流の能面を手がける
「品性を磨く」
室町時代の京都で完成したとされる、能楽。古いかたちを厳格に守り、能面を作り続けている方が、今回の匠。能面師・岩井彩さんです。
能面作りは、「彫る」といわず「面(おもて)を打つ」といいます。
「木の中にすでに面が宿っているという気持ちで打っています。」 木の中に宿っている形を打ち出し、魂を打ち込むことが能面師の仕事。
「木の中にすでに面が宿っているという気持ちで打っています。」 木の中に宿っている形を打ち出し、魂を打ち込むことが能面師の仕事。
手元には、昔の古い能面を置き、これを手本に、忠実に写し取っていきます。
「古いものをそのまま写すってこと自体が、難しいんですよ。そんなに完璧にいきませんので、まずそれを第一に考えています。」
自分を殺して、個性を消す。これがなかなか難しい。
「自分を消して面を写す、それを努力しているんですけども、最終的には、どうしても消えないものが残りますね。」
古い面の彫り跡と同じ方向に、彫刻刀を細かく動かします。いちばん難しいのは、眼。眼球が入っているように、彫り上げます。。
「古いものをそのまま写すってこと自体が、難しいんですよ。そんなに完璧にいきませんので、まずそれを第一に考えています。」
自分を殺して、個性を消す。これがなかなか難しい。
「自分を消して面を写す、それを努力しているんですけども、最終的には、どうしても消えないものが残りますね。」
古い面の彫り跡と同じ方向に、彫刻刀を細かく動かします。いちばん難しいのは、眼。眼球が入っているように、彫り上げます。。
彫りに半月、彩色に半月かけて、一つの面が完成。彩色では、古い時代をかき込むため、黄ばみや傷さえも施していきます。
「自分自身を磨くためには、傲慢になってはいけない。品のない人は品のない面を打つ。いつも謙虚な気持ちでいることが大事だと思います。」
「自分自身を磨くためには、傲慢になってはいけない。品のない人は品のない面を打つ。いつも謙虚な気持ちでいることが大事だと思います。」






