#92 琴師 小川賢三 (おがわ・けんぞう)
2008/1/4放送
小川賢三 プロフィール
1933年 広島生まれ
18歳より琴作りの道へ
「美しくなければ 意味がない」
お正月を彩る琴の音色…日本の琴の7割は、広島県福山市で作られています。江戸時代から引き継がれている伝統の音色を守り続けているのが、今回の匠。福山でも最長老の琴師・小川賢三さんです。
琴は、多くの職人の手を経て制作されています。この工場で作られる全ての琴に目を配り、最終的な仕上げをするのが、小川さんの役目です。
優雅な音色を左右するのが、「焼き」の作業。焼きごての温度の変化を計算にいれて、押さえつける強さやスピードを調節しなければなりません。
「表面を硬化さすために、コテまで焼きますと響きがよくなります。それとまた日本人ってのは、非常に優しいんで、木が好きで、木目の美しさが出てきますよね。」
琴の形は、龍の姿を模したもの。持ち主にとっての魔除けでもあるのです。
「材木を見たときから、娘みたいなもんで、それをこうちゃんと仕上げて出してあげるっていうことですよね。やっぱり美しくなければ意味がないですね。」
「材木を見たときから、娘みたいなもんで、それをこうちゃんと仕上げて出してあげるっていうことですよね。やっぱり美しくなければ意味がないですね。」






