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明日への遺言
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明日への遺言

2008年3月1日(土)より
渋谷東急ほか全国松竹・東急系にて
ロードショー!

Introduction
日本アカデミー賞受賞の小泉堯史監督
藤田まこと主演最新作
命を懸けても、愛する人たちへ遺したいものがある―
これは、極限状況において、誇り高く生き抜いた一人の男とそれを見守る家族との深い絆と愛の実話である
写真 2007年第20回東京国際映画祭にてワールドプレミアを開催。鳴り止まない拍手と観客の涙を誘い、華々しく世界に羽ばたく作品があった。「博士の愛した数式」で日本中に温かい感動を届け、今最も良質な映画を贈り出すと注目される小泉堯史監督最新作『明日への遺言』である。原作は、文学界の巨匠大岡昇平の名著「ながい旅」。戦後の混乱期、誇りと品格を失わず生き抜いた岡田資の生涯に感銘を受け、構想約15年、満を持しての映画化となる。「自分への挑戦」と語る小泉監督の熱い想いの下、藤田まこと、富司純子、西村雅彦、蒼井優、田中好子ら豪華な日本の俳優陣、綿密なるオーディションから選び抜かれたアメリカ人俳優勢、ナレーションに竹野内豊、主題歌に森山良子が集結。日米一級のスタッフ、キャストの才能が創り出した「本物の映画」が観る者の心を強く揺さぶる。
誇りや品格を忘れてしまった現代。岡田資の潔い佇まいと生き方は「今」に何を問うているのか。岡田資の誇り高く生きる姿に込められているメッセージを、次の世代に伝えていきたい――
時代に一石を投じる、潔く人間味溢れる映画の誕生である。
第二次世界大戦後、たった一人「法戦」に立ち向かい
日米の心を揺さぶった衝撃のドラマ
写真 第二次世界大戦終了後、元東海軍司令官・岡田資中将は、名古屋空襲時における一般民衆への無差別爆撃を実行した米軍搭乗員処刑の罪に問われ、B級戦犯として裁判にかけられた。岡田中将の弁護人であるフェザーストンと相対するバーネット検察官、裁判長のラップ大佐をはじめ、裁判を行うのは戦勝国アメリカ。岡田中将は、自己の信念を曲げることなく、すべての責任は指令を下した自分にあると主張。法廷闘争を法における戦い「法戦」と呼び、飽くまで戦い抜こうと立ち向かった。連日法廷に立つ夫の姿をじっと傍聴席から見守る妻・温子と家族の存在。言葉を交わすことは許されないが、笑いを交換することでお互いを深く支え合う夫婦の姿がそこにあった。「司令官は、その部下が行ったすべてにおいて、唯一の責任者である」
部下を守り全責任を負う覚悟を見せる岡田中将の潔い姿は、次第に、敵国の検事や裁判官をはじめ法廷内にいるすべての人を魅了し心動かしていく。
そして、判決が下る――。
岡田中将が命を懸けてまでも伝えたかったこと、守り抜いたものとは何だったのか――。
誇りや品格といった人間としての美徳を失おうとしている
現代にこそ観て欲しい
日本映画屈指の匠たちが贈る「本物の映画」
写真 バブル崩壊以来なかなか回復できない経済不況で方向性を見失った日本。
さらに近年、企業の汚職や隠蔽工作、政治不安などリーダー不在を示すニュースが連日のように報道される中、多くの人が人生に不安を覚え、日本に品格を取りもどすことを提案した本が次々とベストセラーを記録している。
本作の主人公。岡田資は、B級戦犯として法廷にありながら、司令官として自らの戦争犯罪を潔く認め、最後まで自分の信念を貫き堂々と戦い抜いた。責任を全うする潔く清清しい態度は今の日本人が見失った理想の上司、リーダー像といえるだろう。この、時代が求めるテーマを力強い映像で完成させたのは日本映画界を代表する匠たち。2001年第24回日本アカデミー賞最優秀賞主要8部門受賞、第56回ヴェネチア国際映画祭緑の獅子賞受賞の初監督作品『雨あがる』から『阿弥陀堂だより』『博士の愛した数式』と世界中で高い評価を受ける小泉堯史が監督と脚本を手掛ける。共同脚本に、劇作家・演出家のロジャー・パルバース。原作は文学界の巨匠・大岡昇平の名著「ながい旅」。音楽を担当するのは世界的に活躍を続ける加古隆。美しく厚みのあるヴィオラの音色を中心に岡田資や家族の心情を表現する。「涙そうそう」「さとうきび畑」をはじめ数々の国民的大ヒット曲を手掛ける森山良子が初めて映画主題歌の書き下ろしに挑戦、温かく切ない歌声を響きかせる。撮影は『雨あがる』で日本アカデミー賞最優秀撮影賞を受賞した上田正治。録音を『八月の狂詩曲』をはじめ日本アカデミー賞最優秀録音賞歴16回の紅谷愃一。照明に『カンゾー先生』で日本アカデミー賞優秀照明賞を受賞した山下英明。美術に『阿弥陀堂だより』で日本アカデミー賞優秀賞を受賞した酒井賢。衣装に『夢』をはじめ数々の名匠の作品を手掛ける黒澤和子。一級のスタッフたちが、実際に岡田資中将のような誇り高き日本人がいたという実話を、歴史の事実に寄り添い真正面から描きった渾身の一作。本作が、混沌とした現代を生きる我々にとって大きな希望となることを願う。
日米実力派俳優の競演
まっすぐな演技で伝える、人間の深い愛と潔い生き方
写真 理想の上司1ともいえる岡田資中将を演じるのは、「この役に運命を感じる」と力強い意気込みで演技に挑む藤田まこと。第42回文化庁芸術祭芸術祭賞ほか数々の受賞暦が裏付ける演技力と存在感で、アメリカ人の弁護人、検察官、裁判長を相手に堂々の裁判を戦い、人間の優しさと厳しさ、人生の機微を見事に演じきる。「法戦」に挑む夫を見守る妻・温子役には、06年『フラガール』で各賞助演女優賞を受賞、07年紫綬褒章受章が記憶に新しい富司純子。夫を支える妻を表情と佇まいのみで慎ましく品位溢れる演技で表現、観る者の胸を打つ。岡田資を弁護する米国主任弁護人フェザーストンには『GODZILLA』『エンド・オブ・デイズ』のロバート・レッサー。バーネット主任検察官役にはあのスティーヴ・マックィーンの息子、フレッド・マックィーン。裁判長のラップ大佐にリチャード・ニール。裁判の証言者として西村雅彦、蒼井優、田中好子らが参加。そして竹野内豊がナレーションに初挑戦。映画全体を客観的な視点で紡ぎ物語を進める極めて難しい役割を熱演。重要な歴史的背景や事実説明を明確なものにして、映画の理解を深めている。

(C)2007『明日への遺言』製作委員会
配給:アスミック・エース

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