ホアキン・コルテス
 1969年スペイン・コルドバのジプシーの血をひく家系に生まれる。今、世界中でもっとも注目を集めるフラメンコダンサー。子供の頃から舞踊に親しみ、15歳でスペイン国立バレエ団入団。20歳で第一舞踊手に。1990年に退団後、ホアキン・コルテス・バレエを設立。初めてのショー“シバジ”はスペイン国内のみならずヨーロッパ全土、アメリカでも好評を博した。1998年全世界で100万人を動員した“ジプシー・パッション”で初来日、来日公演チケットはすべてソールドアウト。続く2000年にも新作“ソウル”で来日、現在もこの作品で全世界をツアー中。 その舞台は、激しく情熱を秘めた優雅な肢体、伝統的な舞踊とモダンさの融合、入念に練り上げられた独特の美意識で観客を魅了し、眠っていた情熱を呼び起こすといわれる。2度の来日で彼の魅力の虜になったファンも多い。 スクリーンデビューはペドロ・アルモドバルの『私の秘密の花』。他にカルロス・サウラ『フラメンコ』にも出演。主演は今回がはじめて。好きな俳優はロバート・デニーロとジェレミー・アインアズと語る彼の今後の俳優としての活躍が期待される。

 
 

レティシア・カスタ
  1978年フランス・ノルマンディー生まれ。15歳のときビーチでパリのモデルエージェンシーにスカウトされてから彼女のキャリアがスタートした。その数週間後には、イタリア版グラムール誌の表紙を飾り、ジャン=ポール・ゴルチエのショーのランウェイを歩いていた。以降、ヴォーグ、エルを始めコスモポリタン、ローリング・ストーン誌など数々の雑誌のカバーを飾る。ラルフローレン、GUESSジーンズなどのキャンペーンモデルをつとめ、現在はフランスロレアルの顔として活躍。

1999年、フランスを新しいミレニアムへと導く“マリアンヌ”(フランス革命時に誕生したフランス共和制の象徴となる女性像)に選ばれた。これはカトリーヌ・ドヌーヴ以来の名誉である。 スクリーンデビューはジェラール・ドパルデューと共演した「Asterix et Obelix contre Cesar」。フランス映画祭で上映、来日も果たしている。次回作はラウル・ルイス監督がジャン・ジオノの小説を映画化する「Les Ames fortes」に主演する。共演はジョン・マルコビッチ。
 
 
マルタ・ベラウステギ
 1966年、スペイン・マドリッド生まれ。マドリッド王立演劇学校で学んだのち、古典から現代劇まで演じられる幅広い女優として活躍。長い舞台生活の後1994年に映画デビューし、現在までに9本の作品に出演し、国内でキャリアを積んできた実力派。ペネロペ・クルスに続いて今後世界的な規模での活躍が期待されるスペイン映画界にとってもっとも重要な女優の一人である。最新作は再び、パラシオス監督と組んだ「La rosa de piedla」。
 
 
 
アルトゥーロ・ペレス=レベルテ(原作・共同脚本)
 1951年スペイン・カタルヘナ生まれ。幼い頃から本に囲まれて育ち、彼のお気に入りは『ロビンソンクルーソー』だった。政治、ジャーナリズムの学士を取得後、国際ジャーナリストとして密輸や国際紛争、テロリズムなどを取材するかたわら、執筆活動をはじめる。1968年に『ラファエル事件』でデビュー。美術史ミステリーの分野を開拓した。スペインのウンベルト・エーコともいわれ、1990年に発表した『フランドルの呪画』はニューヨークタイムズの書評でベスト・クライム・ノベルに選ばれ、またライフ誌の選ぶ外国小説ベスト10にも選ばれた。ほかにジョニー・デップ主演で映画化された『インスゲート』などがある。

マヌエル・パラシオス(監督・共同脚本)
  1961年、スペイン・マドリッド生まれ。演劇、映画、テレビ、CMなど幅広い分野でキャリアを積み、現在までに短編、長編あわせて14本の作品を手がけた。1998年には『Poete en Nueva York』でエミー賞のベスト・ドキュメンタリーにノミネートされる。今回、『ナインスゲート』のプロデューサー、アントニオ・カルデナルの協力を得て初めて長編作に挑んだ。
 
 
 

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