スクラップ・ヘブン
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スクラップ・ヘブン
Story

 それなりに “正義の味方”を夢見て警察官になった粕谷シンゴ(加瀬 亮)は、事後処理ばかりのデスクワークにうんざりした毎日を送っている。そんなある日、シンゴはバスジャックに遭遇する。乗り合わせていたのは、若い男とサングラスをかけた女。夢見ていた完璧なシチュエーションのはずなのにシンゴは手も足も出ない。犯人の発砲に若い男が倒れ、女の片目から義眼が転がっていく…。そして犯人は自ら銃身をくわえた。


 3ヵ月後−。シンゴは、バスで撃たれた若い男・テツ(オダギリ ジョー)に偶然再会する。テツに向かって、日ごろの鬱憤を「クソだろ?」と、ぶちまけるシンゴ。「想像力が足んねえんだよ」と、テツが言う。「それそれ! 想像力があれば俺も世の中も、もうちょっとマシになってるはずだと思うんだ」と、身をのりだすシンゴ。テツが“クソを洗い流そう”とシンゴを誘い出したのは、とある公衆トイレだった。「クソどもに想像力を植えつけてやろう」とテツが提案したのは、あるゲーム。復讐の代行業だった。ルールは簡単。依頼者は身分を明らかに。もちろん他言無用。誰も傷つけない。連絡は主にトイレの落書き――。


 次々と舞い込む「復讐依頼」に忙殺され、のめりこんでいくシンゴ。そんな折、「今度こそ助けてもらえるんですよね」と電話してきたのは、バスに乗り合わせた義眼の女・サキ(栗山千明)だった。サキのSOSは、親からの縁談話をかわすために恋人のふりをしてほしい、というもの。なしくずし的に関係を持つふたり。薬剤師のサキが自室で爆薬を精製していることをシンゴは、まだ知らない……。

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