youは何しにニッポンへ?

放送日2017.11.27第197回

まさかのNOが止まらないSP

~【日本に能を習いにきた俳優志望のYOU。能の独特な動きを習得したい!!】~
  • イギリスから来たハリーさん。役者の卵YOUで、今回の来日目的は『能を学ぶため』とのこと。能楽師から3週間習って最後は発表会で成果を披露する。ゆっくりとした動きの演劇をはじめて観て興味を持ったのだそう。そんなYOUに密着させてもらう!能を学ぶ初日に再会を約束し、一旦お別れ!

  • 鴨川でYOUと待ち合わせ。京都芸術センターで受付をする。能&小鼓の受講料はなんと10万円!お金を払って稽古場で待っていると、先生が現れた。今回YOUに稽古をつけてくれるのは、大江先生、片山先生、田茂井先生の3名。室町時代から続く、最大流派『観世流』の能楽師だ。舞台で主役を務めるなど、第一線で活躍中!

  • まずは扇子の使い方のレクチャー。受講者をよく見ると、YOUがたくさん!ハリーさんが受講したのは『トラディショナル・シアタートレーニング』という日本の伝統芸能を国内外に普及するためのコースで、32年前から毎年行われているものだ。

  • 扇子の使い方に続いて、姿勢や能独特の歩き方の練習。YOUは“すり足”に初挑戦!基本姿勢を保ち、ブレずに移動するのはとっても大変!能は室町時代に確立され、約650年続く伝統の歌舞劇。その主人公の多くは神・鬼・亡霊など、人間ではない場合が多い。そのために人が普段しないすり足で人間ではないものを表現する。(※諸説あり)能はすべてすり足で行われる。すり足=基本中の基本なのだ!

  • 稽古後「日本の家庭料理を食べてみたい!」と居酒屋に入った。ポテトサラダを食べ「日本の料理って何でもおいしいね!」とご満悦なYOU。すると隣の席に座ったグループがYOUに話しかけてくれた。何で能を学ぼうと思ったかという質問に「動画で能を観たときに、役者のスキルが僕の遥か上のレベルだって感じたんだ。派手に動き回る演技だけでは役者として限界を感じていたから存在感で観客の心をつかめる能が今の僕には必要だと思ったんだ」と話すYOU。役者の可能性を広げるため能に挑戦する姿に興味を持ってくれたようで「本当に話せてよかった!」とイギリス式挨拶(ハグ)をする仲になった!

  • 演目の稽古を始める!YOUが演じるのは『竹生島』の龍神。湖に現れ人々の平和を願い舞う。龍神が去る最後の見せ場にはジャンプをする場面も!早速大技に挑戦するが、なかなかうまくいかない。稽古場に一番乗りで自主練に励むYOU。発表会5日前、これまでの努力の成果を先生に見てもらうが、振り付けを間違ってしまった。先生からの厳しい言葉にYOUの表情も曇る・・・発表会に間に合うのか!?

  • 稽古がお休みの日、YOUは京都のガイドブックに載っていたという足腰に効く神社を訪れた。護王神社は足腰の守護神として崇敬されている神社だ。彌宜さんに足腰のご祈願をする場所まで案内していただき、石碑に祈願。その流れでなんと彌宜さんに悩み相談までしちゃった!突然の相談にも丁寧に回答くださる彌宜さん。ありがたいお言葉、さらに起き上がり弘法師までプレゼントしてくれた!人の温かさに触れ、YOUの目から涙がこぼれる。

  • 翌日、これまで同様稽古に密着しようとするとYOUから中断のお願いが!稽古に集中したいとのことで取材は一旦中断。再会したのは発表会の日。発表会は1908年に創建された大江能楽堂で行われ、一般の人にも開放される。奥深き能の世界でもがき続けたYOU。ついに努力の成果を発表する!登場から見せ場のジャンプまで、バッチリ決まって拍手喝采!発表会を終えたYOUは全体的にうまくいったと笑顔を見せてくれた。片山先生からもお褒めの言葉をいただけた!ここで密着は終了。素敵な役者になってねー!

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