2006年7月25日
一生忘れられない現場
最近、『速ホゥ!』のスタッフに仲間入りしたF記者。
彼が初めて経験した現場が、長野県岡谷市。
土石流の災害現場でした。
『壮絶でした…』
『一生忘れられないです』
F記者はうつむきながら呟きました。
福知山線の脱線事故が起きた直後、
私は現場の上空からヘリコプターのリポートを担当しました。
懸命の救助、多数の見物人、車内に残された犠牲者…
眼下の壮絶な現場で、あらゆる情報が一気に目に飛び込んできます。
その大量の情報は、『私』というフィルターを通すと、
伝えられる部分がどうしても限られてしまいます
現場は、こんなにも雄弁なのに。
F記者は、『一生忘れられない現場』が積み重なるでしょう。
きっとこれから、同じようなジレンマを感じるでしょう。
人にモノを伝えることが、どうしてこんなに難しいのでしょう。

