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2007年6月13日

『背中で語る』

『背中で語る』
将来の夢は、ありきたりに『プロ野球選手』でした。
バットを振ればホームラン。
守備はいつもファインプレー。
頭の中の妄想では、4番は赤平、エースは桑田でした。
初めて買ってもらった野球選手のサインは、駒田選手のバットと桑田投手のボール。

高校時代や巨人入団当初の桑田は、つばを上向きにした帽子を浅くかぶり、
ボールに何かを話しかけていた印象があります。
『10・8名古屋決戦』『桑田ダイビングで故障』『復活のマウンドへ』
すべてテレビで見てました。

オールドルーキー桑田真澄、メジャーデビュー。

他局で桑田投手に密着した番組を見ました。
その中で、メジャーでの桑田投手の背番号が18番だと伝えられた瞬間、
『えっ!うそっ!ホントに?ちょっと。。。鳥肌立ったよ』
と言って、カメラに背を向け無言に。
そのまま、背中で泣いていました。

ピッチャーは、野手に背中で語ります。
ピッチャーは、ファンにも背中で語ります。

甲子園優勝、プロ野球日本一。
甘んじることのできる軌跡の中、メジャーのマウンドに上った
背番号18はなにを語ってくれるのでしょう。

デビューのマウンドに向かう直前のブルペンで、
帽子を脱いで汗をぬぐい、大きく息を吐いた桑田は
つばを上向きにして、帽子を浅くかぶりました。

 
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