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日経スペシャル「ガイアの夜明け」 3月1日放送 第150回

ゴーン改革最終章
~DNAを受け継ぐ人たち~
| 多額の赤字に苦しんでいた日産自動車を甦らせたカルロスゴーン氏が、5月以降、実務上の経営を、志賀俊之常務にまかせることになった。番組では、新COO(最高執行責任者)志賀氏に密着取材し、現在の日産を検証、今後の行方を探る。 |


1999年に日産自動車のCOO(最高執行責任者)に就任し、様々な改革を断行したカルロスゴーン氏。多額の赤字に苦しんでいた日産を高収益企業によみがえらせたカリスマ経営者が、自らの右腕となる新しいCOOを指名した。ゴーン氏は5月以降も日産のCEO(最高経営責任者)にとどまるがフランス・ルノーのCEOも兼任するため実務上の経営は新しい日本人COOにまかせることになった。いよいよゴーンの遺伝子を受け継ぐ人たちによる新たな闘いが始まる。
番組では新COO、志賀俊之常務に2ヶ月に渡り密着。志賀氏を中心にゴーンイズムの継承者たちを取材、ゴーン改革が根付いたのかどうか、今後の行方を探る。 また、ゴーン氏は一体日産に何をもたらしたのか?新COOを指名するまでの3ヶ月に密着し、現在の日産と改革の6年間も検証する。

【ゴーンイズムを受け継ぐ男たち】
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「最も重要なのは人だ。人が変革を起こすんです!」
カルロスゴーン氏(50歳)が日産にやってきて変えたもののひとつが社員の意識である。ひとりひとりと対話をし、この約6年間で多くの社員たちにゴーンイズムを吹き込んできた。窮地に陥っていた日産は強力なリーダーシップによる再生が必要だったが、今後はゴーンイズムを受け継いだ男たちによる新たな闘いが始まる。そのゴーン門下生の代表とも言えるのが4月から新しい日産のCOOに就任する志賀俊之氏(51歳)。そして、ゴーン氏が自らスカウトし、日産のデザインの変革を託した中村史郎常務。さらに、販売店の営業マンから工場の職人まで・・・
彼らを通してゴーンイズムはどう根付いたのか、また今後も成長できるかなどを探る。
【ゴーン改革とは何だったのか?】
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窮地に陥っていた日産を復活に導いた「日産リバイバルプラン」という再生プラン。
これをまとめ発表したのはカルロスゴーン氏だが、実際に議論して再生計画の土台をつくり上げたのは現場の社員たちだった。各部署から中堅社員を集め、CFT(クロスファンクショナルチーム)と呼ばれる横断チームが組織され、そのチームが様々な議論をして再生計画を練り上げたのだった。カルロスゴーン氏の狙いは各部署の縄張り意識をなくすことでもあった。このCFTという組織は現在も続いており、日産の変革を担っている。そのCFT会議に始めてカメラが入り、日産の変革の現場を浮き彫りにする。
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