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日経スペシャル「ガイアの夜明け」 1月10日放送 第194回

ドキュメント“おせち”商戦
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正月、家庭の食卓を飾る「おせち料理」。
いま、ニッポンの伝統に変化が起きている。
本来は家庭の味として“作る”「おせち料理」を、最近は“買う”家庭が急増しているのだ。
百貨店は有名料亭などのおせち料理のカタログを揃え待ち受ける。予約開始日には客の行列が出来、人気商品はすぐに完売するという。
その売り上げは億単位。この市場に新たに参入してきたのがコンビニエンスストア。
正月の食卓争奪戦の覇者となるべく、百貨店・コンビニの担当者たちは早くも真夏から動き出していた。
おせち料理が正月の食卓を飾るまで、その舞台裏の闘いを追った…。
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2005年10月。ある朝、大手百貨店に行列が出来ていた。この日はおせちの予約初日。開店と同時に飛ぶように注文が入る有名料亭やホテルなどの、いわゆる「ブランドおせち」。
値段は3万円から5万円、高いものになると10万円以上の商品だが、それでも人気商品は開店直後に完売する。
百貨店のおせちはスタートが勝負。予約開始1週間で全体の3分の1を売り上げるという。
高島屋の“おせちバイヤー”永田親英さん(46)は、この日のために7月から日本各地の有名料亭や高級ホテルに自ら足を運び、おせちのカタログをそろえていた。
半年間にわたり“おせちバイヤー”の奮闘に密着する。
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“おいしい市場”に黙ってはいないのがコンビニエンスストア。
コンビニで売るおせちの値段は1個1万5千円から3万円。客単価がおよそ500円のコンビニにとって「おせち」は類の無い高額商品。
ファミリーマートも、今年は初のオリジナルおせちを販売して勝負に挑むことになった。
惣菜担当の小林一平さん(41)はお弁当や惣菜のノウハウを活かして、新たなる「おせち商品」に取り組んだ。
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百貨店からの注文を受けた料亭は12月25日の営業終了と同時に、大量のおせちをすべて手作りで作りはじめ、31日までには作り終えなければならない。食材の調達など、時には予想外のトラブルが発生する-
さらに、大事なのが物流。
百貨店は、出来上がった「おせち」を無事に各家庭に届けるまで安心はできない。
一年の計は元旦にあり。ここでトラブルが発生すれば大きなクレームとなり来年への信用を落とすことになる。けっしてミスは許されないのだ-
“おせちを確実に正月の食卓へ”年末の料亭・百貨店から家庭に届けるために、“物流”の現場で奮闘する人たちに密着する。
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