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日経スペシャル「ガイアの夜明け」 2月13日放送 第250回

「“ゴミ”の電器がカネになる
   ~テレビ・パソコン…潜む“金脈”~」

ある国で “ゴミ”となった電化製品が、他の国では“宝”に変わる。日本では時代遅れとなったタイプの廃棄電化製品が海を渡って、発展途上国で大人気となっている。そして製品以上に激しい奪い合いになっているのが“中身”。パソコン部品などに含まれる金やレアメタルが、世界的なハイテク景気で金属資源価格が高騰する中、再利用の価値が高まっているのだ。加速する世界ゴミマーケットの現状を追い、少資源国家ニッポンはいかにゴミ資源と向き合うべきかを問う。


【ニッポンの“ゴミ”が海を渡れば大人気】

2006年の国内テレビ出荷台数の実績によると、薄型テレビは77.4%、一方のブラウン管テレビは22.6%。ブラウン管から薄型への世代交代は加速している。
薄型テレビに買い替えた家庭から出てくるのは、長年愛用された大きくて重いブラウン管テレビだ。家電リサイクル法にのっとり、消費者が数千円の費用を支払って処理すれば再び資源として生まれ変わる。
その一方で「使えるのに費用をかけて処理するのはもったいない」と言うのが、日本全国で中古品を扱うリサイクルマスタージャパンの丸田信治社長(52歳)。しかし、日本では「5年すぎた中古テレビは売れない」というのが現状だ。
そこで丸田さんが目をつけたのが、フィリピン。新品ブラウン管テレビの価格は7万~8万円で、貧富の差の激しいフィリピンでは買える人はごく限られている。
丸田さんは「日本では捨てられるものが、ここでは売れる」と、2006年夏から中古品を送り込みオークション販売を始めた。たとえ中古でも日本ブランドの人気は高い。オークションでは日本製ブラウン管テレビがどんどん売れていき、テレビがなかった家庭に運ばれ息を吹き返す。さらに、意外な製品が人気となっていた。それは二層式洗濯機。全自動タイプより高値をつけていた。いったいなぜ?


【廃棄パソコン争奪戦・レアメタルを発掘せよ】

テレビなどの廃棄家電が海を渡る一方で、日本国内では別の電化製品が奪い合いになっていた。それは、パソコン。パソコンそのものとしての再利用もあるが、いま注目されているのは基板などのパーツに含まれる金属だ。
東京近郊でパソコンを集め、中国など海外へ輸出していたのは中国人が社長を務める会社。中古のパソコンを月に数千台送り出していた。
しかし海を渡るパソコンの中には、一部業者によって不法に処理されるものもある。中国・広州のスワトー市では設備も整わない中でパソコンを分解し、基板を炭であぶって金属を再利用するなど人海戦術による劣悪なリサイクルが行われている。近隣で環境問題も引き起こしているという。
一方、日本国内でパソコン集めに奔走するのは早期退職してトレス環境システムという会社を興した谷口兼史さん(54歳)。パソコン基板のどこに高価な物質が潜んでいるのか、抜群の目利きを持っていて、「みんなが見過ごしている貴重な金属を回収しないと」と語る。
実は今、世界中で起きているのが金やレアメタルの価格高騰。巨大化し続ける中国経済を中心に大量の資源消費がすすみ、資源の争奪戦が起きているのだ。ここ2~3年で価格が数倍になるレアメタルが続出している。
そこで谷口さんは、まだ回収しきれていないレアメタルを自身の目利きで手にしようというのだ。果たして熟練技術者は、狙ったレアメタルを探り当てることが出来るのか。
また、技術力でレアメタルを回収しようという大企業の動きも広がってきている。秋田・小坂町にあるDOWAホールディングスの製錬所では、17もの元素を回収できるという世界唯一の技術力を生かした取り組みが始まった。
さらに、海外から廃棄パソコン基板などを日本へ輸入しようとの動きも出てきている。東京のベンチャー企業、リサイクルワンはシンガポールに集まる世界中の廃棄パソコン部品に注目、日本への輸入を試みる。「東南アジアにはリサイクルでレアメタルを回収できる設備がない。中国にもそんな良好な設備はない。日本でやればもっとレアメタルを回収できる」。少資源国家・日本がレアメタルを確保する最前線を追う。

     
 




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