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限りある魚を守れ~世界の水産資源の危機~




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日経スペシャル「ガイアの夜明け」 11月27日放送 第291回

限りある魚を守れ~世界の水産資源の危機~

世界的な健康ブーム・和食ブームで、これまであまり魚を食べなかった欧米で魚の消費量が増えており、特に中国では魚の消費量は30年前の5倍以上に激増しているという。このような魚の需要の増加で、世界の水産資源が劇的に減り続けているという指摘がある。
アメリカのサイエンス誌に発表された論文によると、このままでは2048年までに天然の水産資源がなくなる恐れがあるという。
また魚の取りすぎで魚の取れなくなった漁港も出てきている。例えば、世界でも豊かな漁場と言われていたカナダのグランドバンクスという漁場は、漁獲量が激減し1992年に閉鎖された。日本でも魚の種類によっては漁獲量が減り、すたれてしまった漁港も多くある。
こうした状況のなか、水産資源を守るため、様々な取り組みが世界で始まっている。
中でも、今注目されているのがイギリスで生まれたMSC認証という制度。
海の環境保護に配慮し、持続可能な漁業をしている団体を認証しようという制度だ。
一体それはどんなものなのか?番組では、日本で初めてMSC認証の取得に挑戦している京都・舞鶴のズワイガニ漁を取材しつつ、MSC認証制度の意義を探る。
また、その他、「水産資源」を持続的に守っていこうという取り組みを追う。


【崩壊した漁場】

カナダ沖大西洋のグランドバンクスという漁場は、かつてタラの漁獲で有名だった漁場だ。最盛期の60年代にはタラの漁獲が約80万トンを記録。しかし、乱獲がたたり、その後漁獲量は減少し始める。70年代の中頃には約30万トンに、そして1992年、とうとうグランドバンクスの漁場はすべて閉鎖された。 漁業や水産加工関係の失業者は約4万人にのぼった。
一体、何が悪かったのか?そして、 グランドバンクスの漁場は今どうなっているのか?また、日本でも魚の取れなくなった漁港は存在する。そうした現状をリポートする。


【京都漁連の挑戦】

一方、一度、取れなくなった漁業資源を自力で取り戻そうとしている漁業組合がある。
舞鶴に本部を置く京底連(京都府機船底曳網漁業連合会) ズワイガニの取りすぎのため70年代に漁獲量が激減。そこで京底連は30年近くに渡って漁期を決めたり、漁具を制限したり、厳しい資源管理を行ってきた。
後継者のために目先の利益より持続可能な漁業をしていこうと考えたのだ。そしてその活動を、目に見える形にしたいと思っていた。そんな時、持続可能な漁業に対して認証される「MSCマーク」の存在を知る。京底連がその取得を目指すことにしたのだ。


【持続可能な漁業を認証するMSCマークとは?】

MSC(海洋管理協議会)とは、WWF(世界自然保護基金)などが97年に設立し 99年に、WWFから独立した機関である。漁業資源の保護と海の環境保護に配慮した 漁業に認証を与え、認証を受けた製品にロゴマークをつけることを許可している国際的な 非営利団体。 もともと北大西洋で漁業資源が枯渇したときに考えられたシステムである。 魚種ごとに漁法や漁期、漁獲量などを定める。そしてそれらを遵守し、乱獲防止策を こうじるなど持続可能な漁業をしている漁業に認証を与えている。
これまでにアラスカのサケや銀ダラ漁、オーストラリアのロブスター漁など24件が 認証を受けている。現在ラベルのついた製品は世界で980品目を越え、日本でもイオンなどのスーパーで目にすることができる。このマークの認証を日本で始めて京都の京底連が取得しようとしている。番組では「MSCマーク」の仕組みとその実態、そして京底連の挑戦を追う。


【海のゆりかごを作れ!】

愛媛北東部にある岩城島の岩城生名漁協。ここ数年、メバル、タイなどの漁獲量が激減 している。漁協の長期ビジョンとして「豊かな海を守る事も漁業者の役割だ」と考え、 今年からアマモを植えて育てる活動を開始した。
アマモは、魚の産卵、幼稚魚の育成の場であり、“魚のゆりかご”と言われている。 魚にとって大切なアマモを、漁業者自ら守り、海を大切にしていくことが、 漁業を持続可能なものにしていく第一歩になると考えている。


     
 




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