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大空の格安競争 ~国際線で巻き起こる低価格旋風~




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日経スペシャル「ガイアの夜明け」 1月29日放送 第299回

大空の格安競争 ~国際線で巻き起こる低価格旋風~

「シンガポール=ホーチミン260円」、「バンコク=クアラルンプール1500円」…。これは電車やバスではなく飛行機、しかも国際線の運賃。いま世界の空を驚きの低価格で飛ぶ航空会社が急速にその勢力を伸ばしている。LCC=ロー・コスト・キャリアと呼ばれる格安エアラインだ。欧米や東南アジアでは年々シェアを伸ばし、いまでは全体の30%を越えるまでに成長している。飛行機がまさに普通の乗り物として飛び交うようになり、世界の人々のライフスタイルやビジネス環境も劇的に変わり始めている。
そして日本の空にも、ついに格安航空会社が路線を開こうと動き始めた。日本の空を狙う格安航空会社、その低価格の秘密はどこにあるのか、安全面は大丈夫なのか、また航空行政、国内の航空会社はどのように受けて立つのか。その最前線の動きを追いながら、大競争時代に入った世界と日本の空の激動を描く。日本も飛行機がバスや電車のように気軽な感覚で乗れる時代が来るのだろうか。


【シドニー往復2万円!日本に殴り込みをかける格安航空会社】

関空~シドニー往復2万円。この価格破壊(期間限定)を実現したのはオーストラリアのジェットスター。カンタス航空が100%出資する子会社でメルボルンを拠点にオーストラリアの国内線を中心に運航している。低価格の秘密は徹底したコスト削減。アラン・ジョイスCEOは「日本の国土交通省の規制のなかで最も安くした」という。実は日本には値下げを制限する取り決めがある。現在、関空とセントレアで就航するジェットスターはそれでも「来る日本の開国」に向けて今度は成田就航を目指している。
去年暮れ、「ビバマカオ」という見慣れない機体がマカオから成田空港に飛来し、乗客を乗せて再びマカオに向かって飛び去っていった。実は、このビバマカオこそが、はじめて成田にやってきた格安航空会社だった。現在、マカオを拠点に、東南アジアなど5都市を結んでいる。ビバマカオが成田初就航を果たした陰には、日本の代理店の助力があった。「エア・チャーター・インターナショナル」は航空会社と企業や旅行会社の間を取り持ち、チャーター便を運航させるのを主な業務にしている。海外の格安航空会社の躍進を目の当たりにしてきた社長の大林佳弘さんは、一昨年12月に初飛行したばかりのビバマカオといち早く代理店契約。成田での運航を目指して来た。しかし、大林さんは日本では、海外と同じような形での格安航空会社は成り立たないと考えている。成田の発着料は世界でも有数の高さ、発着枠そのものの空きもない。そこで大林さんが考えだしたのは「チャーター便」による運航だった。果たして、この手法で日本に根付いていくことができるか。


【世界一低い運航コスト~エアアジア】

マレーシアのクアランプールを拠点に東南アジアで大旋風を巻き起こすエア・アジア。 「誰でも乗れます」をキャッチフレーズに“大衆の足”となり、ASEAN域内での活発な人の流動が見られるようになった。乗客者数は毎年3割以上増えていると言う。これまでバスしか利用したことのなかった出稼ぎ労働者が飛行機を使って出稼ぎに出たり、今まで飛行機など乗った事が無い人々がクリスマス休暇で家族旅行したりするなど、人々のライフスタイルやビジネスを変えた。
CEOのトニー・フェルナンデス氏は元ワーナーミュージックの役員で、2001年に低迷していたエア・アジアをわずか1リンギット(約34円)で買収した。創業当時は業界を知らない青二才とも言われたフェルナンデスは、たった2機の飛行機からスタートしたが、今では64機、アジア各地に80路線を持つまでになった。パイロットまでが清掃や荷物下ろしを手伝うなどの徹底的なコストダウンで、乗客一人を1キロ運ぶのにかかる費用は2セント未満。これは世界一低い運航コストだ。
そのエア・アジアが次に狙うのはASEAN地域を越えた長距離路線の運行だ。就航を目指すのはオーストラリア、ヨーロッパ、中国、韓国・・・そして日本だ。規制が厳しく格安航空が参入しにくいと言われている日本の空だが、その戦略とは。


【JAL・ANAの対抗策は・・・】

日本の大手、日本航空と全日空も、近い将来に日本もLCC時代を迎えると判断し、対応に乗り出した。
日本航空は、1990年に設立したJALウェイズがベース。低コストの路線運営を目的に設立された会社で、人件費削減の為、客室乗務員はタイ人が中心。訓練はバンコク市内で行われている。その一方で、JALは、12月1日から国内線にファーストクラスを導入、国際線には、プレミアムエコノミーを導入するなど、高級路線に突き進む。日本では高級なサービスを求める需要が多いなかで、手探りしながら格安航空への対応を描く。
全日空は、山元峯生社長が「格安航空に参入するか検討する」と明言。年明けに「アジア戦略室」を設立し、格安航空への参入の方策などを探っていくとしている。


     
 




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