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新卒採用・・・広がる格差~ヤマ場を迎えた'09年就職戦線




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日経スペシャル「ガイアの夜明け」 4月22日放送 第311回

新卒採用・・・広がる格差~ヤマ場を迎えた'09年就職戦線

来春卒業予定の学生の採用戦線が今、早くもヤマ場を迎えている。その特徴は、バブル期をしのぐ「超売り手市場」。去年の大卒採用は、求人倍率がバブル期並みの2.14倍。つまり一人の学生に対して2.14社が採用したがっているという超売り手市場だったが、今年もこの傾向が続いている。しかし、そこには、バブル期とは違うシビアな一面があった。優秀な学生は既に水面下で何社もの内定を貰っていて選り取り見取りという一方で、頑張っているのになかなか内定が出ない学生も多いのだ。この裏には、大量採用に踏み切りつつも、したたかに優秀な学生を厳選しようとする企業側の戦略がある。 また、企業の側にも格差が…。日本の企業の90%以上を占める中小企業が喘いでいる。「新卒が採れない…」と。 学生、企業に広がる格差。激変する就職戦線の最前線に迫る。


【安定志向…いまどきの大学生たち】

今の学生たちは、先行きの不透明感からかこれまで以上に安定志向が強く、人気は一部の大企業に集中している。そんな一流企業を目指す学生同士が、情報交換したり、模擬面接などを実践しているのが、学生団体の「ジコピー」。就職活動に積極的な学生が3000人ほど在籍している。毎週月曜日に行われるセミナー。そこに参加している藤巻さんは、四季報を読みこなし、待遇などの条件がいい会社をとりあえず受けまくっていた。しかし、本当に行きたい会社はまだ見つかってないという。3月時点で、すでに10社ほど面接が順調に進んでおり、まだ1社も落ちていなかった。「自分でも天狗になっていると思う」。売り手市場を追い風に意気揚々と最終面接に向かう藤巻さん。しかし、最終では全ての会社に落とされてしまう。かかってこない電話を待つ日々…。ジコピーのメンバーの中にも内定の電話をもらう学生も出てきた。優秀な学生は内定をどんどんもらい、学生間の格差が広がっている。絶不調の藤巻さんにジコピーの先輩が面接の特訓をすることに。そこで言われた言葉は「お前は薄っぺらい」。もう一度、就職とは何かを考え直し、就職活動を始めた藤巻さんに内定は出るか。
ジコピーは、情報が少ない地方の学生にとっても心強い味方となっている。沖縄から就職活動のために上京してきた城間真子さんは沖縄の大学の人間福祉学科4年生。売り手市場といっても、地方にまでその波はきていない。そこで、「東京の方が選択肢が多い」と見知らぬ土地での就職を決意。明るい性格を売り物に、就活を乗り切ろうとしたが、企業も甘くはない。IT系の会社を受けたところ、「なんで福祉を勉強してきたのにITなの?」と聞かれ、うまく答えられず落ち込む始末。志望業種を不動産業界に絞り、チャレンジを続けることにした。ジコピーでは4月に「内定サプライズ」という内定者を祝う儀式がある。その舞台に二人はいるのだろうか。


【採用難!中小企業に活路は?】

3月14日。東京国際フォーラムで、リクルートが主催する合同会社説明会が開かれた。参加した企業は二日間で、のべ240社。昨年よりも多い。会場に詰め掛けた大勢の学生たち…。しかし、人気なのは大企業のブースだけ。知名度の低い中小企業のブースを訪れる学生は稀だ。どうしたら学生を呼び込めるのか。必死の努力を続ける採用担当者。
東京都足立区綾瀬にある大野ゴム工業は、戦後、自動車部品店からスタートした中小企業。車に使われるドライブシャフトカバーなどの自動車用ゴム製品を主力としている。売り上げはここ数年伸びており、世代交代もあって、新入社員が是非とも欲しい。特に欲しいのは東京勤務の営業マンだ。3月18日。会社説明会を行った。職場の空気を感じて欲しいとトイレの中まで見てもらおうと張り切っていたが、やってきた学生はたったの1人…。その一人の学生に向かって一生懸命説明するのは、人事担当役員の伊藤信一郎さん(47歳)。今年の就職戦線は昨年よりも厳しいという。4月4日には、第一回の筆記試験と面接が行われた。はたしてどれだけの学生が参加してくれるのか…、優秀な営業マン候補を獲得できるか。


【外国人留学生を狙え! …ローソンの戦略】

4月1日。コンビニ大手のローソンの入社式。今年入社する新入社員は120名。しかし、そのうちの10人は、外国から日本にやってきた留学生だ。国籍は中国とベトナム。彼らは日本人と全く同じ仕事をする予定だ。ローソンでは、新浪社長の鶴の一声で、外国人留学生の新卒採用を今年から始めた。日本人の学生よりも目的意識が明確で、自分の意見もはっきり主張するというのが、外国人に目を付けた理由だ。3月24日。ローソンは今年も外国人留学生のみ対象の、合同会社説明会に出店した。採用担当の井上孝さん。去年の経験を踏まえ、より多くの外国人留学生を採用しようとしている。目標は去年の3倍の30人。しかし、外国人留学生に注目する企業も、ここ数年急速に増えている。なかなか人気の無い流通やサービス業界に、優秀な留学生を呼び込むことができるのか。人材獲得の闘いが始まっている。


     
 




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