日経スペシャル ガイアの夜明け・毎週火曜夜10時放送・闘い続ける人たちの物語
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絶望職場に光を!~働くものに明日はあるか・第2章




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日経スペシャル「ガイアの夜明け」 5月6日放送 第313回

絶望職場に光を!~働くものに明日はあるか・第2章

働く人々の3割を超えるようになった、派遣・契約社員やパートなどの「非正社員」。しかし、「賃金未払い」「サービス残業」「待遇カット」は当たり前。あらゆる業種・業態で“品格なき”経営者たちが、労働者を痛めつけているケースが後を立たない。その労働者の大半は、「非正社員」たちだ。
一方的な賃金や手当ての引き下げ、さらには解雇など、企業側の都合で非正社員たちが容赦なく切り捨てられる実態・・・不安定な雇用を強いられ、まじめに働いても生活は切り詰めざるをえない。年収200万円以下の人々は、1000万人を越えるなか、結婚や子供を持つことを、できないでいる若者も多い。そうした中で、フリーター、契約社員、そしてパートで働く人々からは、「働かせ方」に疑問を感じ、声を上げ、公然と会社に異議を唱え始めた人々もいる。人間らしく生活できる働き方と、賃金・待遇のシステムは両立できるのか? 少子化の進む日本の労働市場で、活力ある働き方を模索すべく、闘いを始めた人々をドキュメントする。


【フリーターの逆襲 ・・・ボクは人間だ!商品じゃない!】

原油価格の高騰で、経営が苦しいガソリン系列各社。スタンドで働くスタッフの大半は、アルバイトたちに支えられてきた。正社員1人にアルバイト数名という体制を取り、朝・深夜のシフト勤務に入り、残業を強いられることも日常茶飯事だ。しかし、最近の経営環境の悪化で、スタンドの廃止、「セルフ化」が続出。スタンドの統廃合が加速しているのだ。石油メジャー系列の特約店で、B社という石油卸会社がある。関東を中心に約50ヵ所のガソリンスタンドを展開。社員175名。売上高218億円の中堅企業だ。
神奈川県内のあるスタンドで1年半、勝間田翔さん(26)はアルバイトとして働いてきた。時給1200円。しかし今年2月、突然、スタンド閉鎖とアルバイトの全員解雇を言い渡された。会社から来た解雇通知には、「原油高とサブプライム問題の影響で経営環境が不透明・・・」。実は勝間田さんたちアルバイトには、未払いの残業代があり、深夜手当も未払いだ。さらに正社員による内部告発では、会社側から、アルバイトの時間外勤務の記録を「改ざん」するよう、指示されていたというのだ。この会社には「雇用契約書」も存在せず、バイトの給料未払いは半ば公然化していた。
勝間田さんたち、アルバイトは怒り心頭だ。「アルバイトでも、正社員と同じように現場で一生懸命働いて、スタンド運営に携わってきた。ポイ捨てのように扱われて・・・。バイトだって正社員と同じ労働者じゃないかっ!」
勝間田君は立ち上がることにした。「アルバイト」の有志2人を募り、計3人で労働組合を作ったのである。彼らには、フリーター全般労組という、様々な職場で働くフリーターたちによる組合がバックアップ。会社との交渉に乗り出した。要求は未払い賃金の支払いと、解雇の撤回だ。
解雇の日。勝間田さんたちは、ガソリンスタンドでストライキを実施。会社側との、交渉を続けた。非正社員を使いコスト削減を図る企業と、不当な待遇に気づいて逆襲を始めたフリーターたち。果たして、折り合うことはできるのか?


【正社員の壁を崩せ! ・・・同じ仕事は同じ賃金でやる気を!】

非正社員から、賃金や待遇の不満が渦巻く中で、従来の常識を越えて働く人々の やる気を引き出し、活力を高めようとしている企業も出てきている。
大手生活雑貨店のロフトでは、今年3月から大胆な賃金・人事制度の改定に踏み切った。正社員・契約社員、パートという雇用区分をなくし、「ロフト社員」に一本化した。すべての社員と賃金は、職務内容と勤務時間で決まるという、画期的な取り組みだ。国内の卸、小売業のパート社員比率は全体の45%に達している。さらに、今年4月からは正社員とパートの差別的な待遇を禁じる改正パート労働法が施行され、非正社員の待遇改善に取り組む企業は増えてきている。しかし、ロフトのように「パート社員」の区分を撤廃し、均等待遇を求める取り組みは異例だ。働く現場を変革するモデルケースとなるのか、各企業の人事担当者からの問い合わせも増えているという。低賃金の非正社員を手っ取り早く使うという、企業論理の転換は、大きな流れになっていくのか?


【契約OLたちの闘い ・・・「私たちが辞めない理由があります!】

3月4日の回で取り上げた、国際電話オペレーターの契約社員たち。闘いは、まだ続いていた。たった一人から、契約社員たちによる組合を作り、27人の仲間を募った谷岡さん(31)。朝までの仕事が終わり、組合活動をこなし、家事をする生活だ。3月下旬からこれまで、会社と2回目の団体交渉に臨んだ。会社側の対応は、どうなるか予断を許さない。会社への要求書では、「正社員との比較で月給約80%を5年で実現」を要求項目として、掲げた。さらに、パートと正社員との「均等・均衡待遇」を求めた。
4月に施行された改正パート労働法を武器に、会社側との交渉を進めている。英語もできて、仕事熱心ならもっと待遇の良い職場もある。なのになぜ、彼女たちは国際オペレーターにこだわるのか?
メンバーの中は、東大大学院卒の人もいるし、谷岡さんも四大卒だ。国際オペレーターという仕事に、彼女たちは、大きな「誇り」を感じて、仕事をしているのだ。そのことを、会社は分かってくれない、という思いが、組合運動の根底にある。結婚、子供、親の介護・・・。誰もが将来に希望や不安を抱えながら続く会社との攻防。
「ゼロ回答」を突きつけられては、今後の展望が開けない。そして、4月中旬いよいよ、会社が彼女たちに回答を出した。その結果とは?

     
 




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