日経スペシャル ガイアの夜明け・毎週火曜夜10時放送・闘い続ける人たちの物語
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巨象に立ち向かえ ~町の電器店と商店街の闘い




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日経スペシャル「ガイアの夜明け」 7月22日放送 第324回

巨象に立ち向かえ ~町の電器店と商店街の闘い

家電量販店の圧倒的な量と価格攻勢に、「町の電器屋さん」が皆、なぎ倒されている。地域に根ざしたサービスを提供し続けてきたが、今や風前の灯だ。
全国にくまなく広がる家電量販店を前に、量販店に負けない「町の電器屋ネットワーク」をつくる男がいる。ネットワークに参加する店の数は510店。“負け組”電器屋連合が、“勝ち組”量販店の対抗馬となれるのだろうか。
商店街全体に目を転じてみても、かつての勢いは全くなく、シャッター通りが全国的に広がるばかりだ。巨大スーパーや巨大店に押されっぱなしの状況下でも、身近な商店街の存在の大切さを信じ、地元を活性化させようと奮闘する商店街も続出している。
客を呼び戻せ! 量販店・巨大店に立ち向かう商店たちの闘いを追う。


【量販店の雄が超大型店オープン】

7兆円の家電販売市場で、2兆円を売り上げるヤマダ電機。圧倒的な「規模」を武器に巨額の利益を上げる、まさに家電量販の王者だ。そのヤマダ電機が、7月11日、群馬・高崎駅前に6000坪の巨大店をオープンさせた。前橋にあった本社を、高崎に移転させるほどだ。ヤマダ電機の強さは何か、そして巨大店の誕生で、戦々恐々とする地元の電器店の様子は・・・。


【「町の電器屋」復活の仕掛け人 ・・・アトム電器チェーン】

かつて全国に6万軒あった町の電器店は、3万5000軒強にまで減ってしまったという。そんな中、大型量販店が居並ぶ激戦区で顧客の支持を得ている店もある。沖縄県沖縄市にある「ナカマ家電サービス」だ。数百メートル以内に、量販店3軒に挟まれながらも、年間1億円を売り上げている。人気の理由は、量販店に負けない低価格だ。店内には「エアコン価格で、量販店に1円でも負けたら差額の2倍返し」の文字が並ぶ。町の電器店が、いったいどうやって量販店並みの価格を実現しているのか。その陰にはある仕掛け人の姿があった。
それは「アトム電器チェーン」の井坂泰博社長(61)。大阪郊外の羽曳野市に本部を構え、510店が加盟するアトム電器。ナカマ家電サービスも加盟している。
アトム電器は、自らも電器店を経営していた井坂さんが、「地域店の復権」を掲げて1989年に設立した。地域密着だけでなく、量販店並みの価格と品揃えを目指している。その戦略は、本部と加盟店の徹底した分業だ。本部は、量販店の価格調査と商品仕入れを担当。加盟店は、毎月5万円でこれらを本部から調達して、販売やサービスに専念する。
最も重要な商品仕入れは、井坂さんがメーカーと直接交渉する。つまり、井坂さんは町の電器店に代わって価格交渉しているのだ。
井坂さんは、アトムに一般的なフランチャイズチェーンのような決まり事を持ち込まなかった。実は、アトムでは、店名や看板も変更する必要はなく、新規の設備投資もゼロで、本部へのノルマもゼロという。それは、本部の利益よりも「地域店の復権」の方が大事だと考えているからだ。「高齢で出歩けないなど、地域店を必要とする人は必ずいる。地域店が減ると、日本全体にとってもマイナス」と井坂さんは強調する。この夏も、次々と首が回らなくなった電器店が井坂さんのもとに駆け込んきた。アトムは、量販店に負けない「町の電器店ネットワーク」となるのか!?それとも淘汰される運命なのか!?


【客を呼び戻せ!元気な商店街の舞台裏 ・・・香川・丸亀町商店街】

香川県高松市。半径5キロ以内に10店舗の大型店がしのぎをけずるという、日本有数の大型店の激戦区だ。7月23日には、高松市郊外に四国最大と言われるイオンのショッピングセンターがオープンし、激戦に拍車がかかりそうだ。
高松市中心部にある高松丸亀町商店街。激戦区の中で生き残るために奮闘を続けている。新しい商店街づくりの中心となっているのは、商店街振興会が立ち上げた「まちづくり株式会社」。丸亀町はまず、大胆にも全区画の再建設を計画。商店街をA~G街区に分け、順次取り壊しと建設を行っていく。現在A街区がオープンし、B,C街区が建設中である。
丸亀町商店街の特徴の1つは、「土地所有者とテナント経営者の分離」。経営が先行かなくなった店主に対して、「土地所有者としてテナントに別の店を入れる」ことを勧め商店街そのもの存続を促している。D~G街区は、土地所有者の説得が終了したところから再建設を始めていくという仕組みである。しかし、長年続く商店だからこそ、土地店舗を明け渡すことに消極的な商店主も多い。「まちづくり株式会社」では商店主を説得する場面が現在進行形で進められている。ただ、商店街に住む人がいなくなると街が廃れてしまため、「商住一体」を目指して、商店街の上にマンションを建設。商売として先細りだが、店は続けたいという人には、新しい商売に転換することも勧めている。それも大型店には真似できない“オンリーワン”の店を目指すよう指導する。果たして、新しい商店街づくりのヒントとなるのか。量販店・大型店と競合しながら、元気な商店街をつくるために動き出している商店街と商店主の舞台裏に密着した。






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