日経スペシャル ガイアの夜明け・毎週火曜夜10時放送・闘い続ける人たちの物語
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マネー動乱第3幕 世界金融危機の真相




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日経スペシャル「ガイアの夜明け」 11月11日放送 第339回

マネー動乱第3幕
世界金融危機の真相

去年のサブプライムローンショックは、序章に過ぎなかった。アメリカの金融不安は、ついに現実の金融危機に発展、その余波は世界を駆け巡り、連日の各市場で株大暴落を引き起こした。1929年の大恐慌にも匹敵する歴史的な株式市場の大暴落で、世界市場の時価総額は去年に比べて、実に3000兆円も吹き飛んだとされる。これほどの大混乱が、いったいなぜ起きているのか。庶民はこの得体の知れない荒波に抗うすべはないのか。去年夏のサブプライムショック後から、番組が追いかけてきた「マネー動乱」。その第3幕は、膨張し続けた末に破裂した米国金融モデルのカラクリ、その罪と罰。さらには、アメリカ巨大投資銀行の破たんの、思わぬ余波を受ける日本人たちの闘いを追う。


【ルポ・ウォール街の罪と罰】

生き馬の眼をぬくウォール街は、いま完全に凍り付いてしまっている。1日何百万ドルものディール(取引)を成立させ、高額報酬で街を闊歩していた証券ディーラーやトレーダーたちは、リストラにあい次々と職を失った。彼らが使っていた高級スーツ店、レストラン、そして高級高層マンションは閑古鳥。NY市内でも、金融機関の貸し渋りにあい、 店を畳む小売店も出始めるなど金融危機は確実に人々の生活を脅かし始めた。世界中に金融危機を拡散させた、金融機関のトップたちは、いま何を思うのか?コネチカット州・グリニッジ。ここは全米屈指の超高級住宅地として知られる。1戸10億から30億円以上の超巨大邸宅が立ち並ぶ。アメリカで成功を収めたものだけが許される、セレブの街だ。この街に住む多くは、アメリカの投資銀行、ヘッジファンドの代表など、数百億円の資産を持つ金融関係者だ。ここで、23年に渡り不動産を売買している、ギディオン・ファウンテンさんは、金融危機以降も、物件を買いに来る金融関係者と商談をしている。「アメリカの金融関係者にとって、ここに住むことは大きなステイタスなんだ。投資で損をしても、困らないくらいの莫大な資産を持っているからね」実は、ここには破綻したリーマンブラザーズの、ディック・ファルド前会長も住んでいる。彼も在任中、数百億円もの巨額報酬を受取っていた。
金融危機以降、巨額の報酬を得ていた投資銀行のトップたちに、アメリカ世論は反発し、まだ収拾がついていない。取材班は、こうした状況について、ファルド前会長に直接話を聞くため、日本のメディアとして初めて、巨大邸宅の中を訪れた。その時、私達の前に、現れたのは・・・。
そして、金融危機を救うため金融機関に約75兆円の公的資金投入を決めたアメリカ政府。議会では公聴会を開き、今回の危機を引き起こした金融関係者たちの尋問を始めている。取材班は公聴会に現れた前FRB議長のグリーンスパン氏を直撃取材。低金利政策を続け、サブプライムローン問題を煽ったとも指摘される「市場の神様」はいま、何を語るのか?


【金融爆弾商品の実態 ~外資系証券マンの告白】

今回の金融危機の本質はどこにあるのか?実は、低所得者向けの住宅ローン=サブプライムローンだけではなかった。いま、欧米の金融機関を麻痺させてしまった根源が、「クレジットもの」と呼ばれる金融派生商品だといわれている。金融工学を駆使し、自動車ローンや保険など、あらゆる「クレジット」を組み込んで証券化した金融商品だ。
しかしそれらが今、買い手がつかなくなり、どこまで価値が下がるか分からないという疑心暗鬼の状態、「信用収縮」が進んでいるのだ。アメリカ政府が決めた公的資金の注入などでは、とても対応できそうにない。こうした、複雑怪奇な金融商品はなぜ、どのような仕組みで作られ、日本や欧州の金融機関に販売されていったのか?
ガイア取材班は、こうした金融商品に携わっていた外資系証券マンと接触した。アメリカ最強の投資銀行軍団が一斉に群がり、崩壊に導いた金融派生商品。巨額の報酬を手にすべく走り続け、崩壊の崖っぷちに突っ込んだ顛末を、その人物は生々しく証言…。


【解雇されたホテルマンの闘い ~米国金融は日本で何をしてきたのか~】

世界金融危機の引き金を引いたアメリカ投資銀行。その膨張と破たんの余波は、日本の思わぬところに及んでいた。
10月20日、品川駅前の「京品ホテル」前は、騒然となった。経営不振を理由にホテル廃業と従業員解雇を決めた経営者に対して、従業員たちが、決定の撤回を求めて立ち上がったのだ。京品ホテルは、明治4年創業の老舗ホテル。しかし、バブル期に土地を担保に大型投資を繰り返して経営難に陥った。債務は、総額60億円。今年5月、この債務を一本化して手に入れたのが、9月に破たんし世界に衝撃を与えたあの「リーマンブラザーズ」の関連会社だったのだ。リーマンブラザーズ証券の子会社「サンライズファイナンス」の狙いは、一体なんだったのか?
一方、従業員にとって、ホテルの廃業と解雇は、寝耳に水。長年働いてきたホテルと職場を守ろうと労働組合を結成し立ち上がった。ホテルが直営する居酒屋の料理長金本正道さんは憤る。「リーマンが、この土地の買収をしなければ、ホテルは未だに存続していたはずだ。」
そんな中、突然のリーマンブラザーズの破綻。サンライズファイナンスも、民事再生手続きを申請した。そして、10月20日、会社は従業員を追い出し、ホテルをロックアウトしようとしたが、組合員が強く抵抗。結局、ホテルは組合の自主営業という形で営業を続けている。果たして、従業員全員解雇とホテルの廃業は、どうなるのか。サンライズファイナンスによる買収の行方は・・・。職を奪われまいと闘う従業員の姿とともに、リーマンブラザーズの不動産投資による儲けのからくりを明らかにし、米国金融モデルが日本に残した余波を追う。

   




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