日経スペシャル ガイアの夜明け・毎週火曜夜10時放送・闘い続ける人たちの物語
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日経スペシャル「ガイアの夜明け」 3月10日放送 第356回

“絆”拡大スペシャル
『“命の絆”を再生せよ ~崩壊寸前“地域医療”を追う』


公立病院の統廃合や閉鎖が、全国で加速している。地方自治体は、国から3年以内に公立病院改革の道筋をつけるよう迫られているのだ。地方自治体が経営する全国973病院のうち、実に74%が赤字という実態(06年度)。地域医療をどうやって守っていくのか、財政難の自治体では病院の存続をめぐって苦渋の選択を迫られているのが実情だ。
番組では、3年前に取材をした2つの赤字病院の「その後」を追った。また、病院閉鎖問題に翻弄されながらも患者に向き合おうとする医師を通して、地域医療の現実、そして未来像を見つめる。一方、離島が点在する沖縄北部地区。過疎化と高齢化が進む中で、緊急医療のあり方を問う医師がいる。地域医療の存続・・・その手段のひとつが、「ドクターヘリ」だった・・・。
医療という、命に直結する「インフラ」がいま揺らいでいる。とりわけ深刻な状況である“地域医療の今”を見つめていく。

 放送スケジュール



 毎週火曜日 午後10:00~



 テレビ東京
 テレビ大阪
 テレビ愛知
 テレビ北海道
 テレビせとうち
 TVQ九州放送



 毎週金曜日午後9:00~
(再放送 毎週日曜日 正午~)



 BSジャパン



 毎週土曜日 正午~



 日経CNBC

パート(1) 地域医療の“核”、公立病院を立て直せ
【あれから3年…。赤字続きだった小さな公立病院が、黒字実現の奇跡】
“絆”拡大スペシャル『“命の絆”を再生せよ ~崩壊寸前“地域医療”を追う』

愛知県東栄町にある東栄病院。山あいの小さな過疎の町の地域医療を守ってきた公立病院だ。だが赤字が続く病院をもう支えきれないと、町は公設民営化を決めた。
あれから3年――。病院改革を担った公認会計士の長(おさ)隆氏が訪ねると、黒字化を実現するまでになっていた。長氏の改革案の柱は、民営化による人件費の削減という厳しいものだったが、今、病院スタッフの表情は明るい。民営化には当初反対していた院長も、「逆境には負けない」と日曜診療を続けている。再生を果たし、地域の医療を守った公立病院の姿が、ここにあった。

【困難な病院再生 「公設公営」にこだわった病院の結末】

一方、東栄病院と同じ愛知県の東北部にある新城市民病院では2月、病院の規模縮小が決まった。病院改革の失敗、その結末だった。かつてこの病院でも長氏は改革に乗り出そうとしたが、市側が「公設公営」にこだわり、改革案は受け入れられなかった。だが病院の赤字は膨らみ続け、今年度31億円を計上。結局、新城市の地域医療の一部を、隣の豊川市の病院が担うこととなった。

【銚子市で前代未聞の事態が!】

全国で相次いでいる公立病院の改革問題だが、中でも千葉県銚子市では異例の事態に発展している。財政難と医師不足を理由に市民病院を休止した市長に対して、市民がリコール(解職請求)したのだ。3月29日、市長の信任を問う住民投票が行われる。

【ある医師の思い「地域医療とは、“寄り添う医療”をすること」】

この銚子市民病院に最後まで残っていた松井医師は、銚子市にほど近い、公立の成東病院で診療を続けている。松井医師の元には、今も銚子から患者がやってくる。「寄り添う医療を。行き場を失った患者さんを一人でも多く診るのが公立病院の役割だ」。地域医療の“絆”をつなぎとめようと奮闘する一人の医師・・・。実は松井医師が働く成東病院も、財政難によって存続が危ぶまれていた。そこに病院改革の仕掛け人、長氏が乗り込んできた。成東病院の院長を前に長氏は?「第二の銚子にしてはいけない」との思いが、長氏を突き動かしていた。


パート(2) 公立病院立て直しの実例を追う
【貧しい町の財政…公立病院はこうやって黒字にしろ!】
“絆”拡大スペシャル『“命の絆”を再生せよ ~崩壊寸前“地域医療”を追う』

創立以来、ほぼ黒字を続けている地方の町営病院がある。岩手県藤沢町の藤沢病院だ。院長の佐藤医師はずっと「黒字」にこだわって病院経営をしてきた。
「病院をつぶすのは、医師不足と赤字だ」。院長が黒字経営にこだわるのには訳がある。藤沢病院が開院する93年まで、この町には25年間、病院がなかったのだ・・・。そして、町民から熱い思いで迎えられた町営藤沢病院。“貧しい町の財政”を考えると、佐藤院長は病院存続のためにも、何としても黒字にし続けなければならなかった。救急診療も24時間で受け付ける。手術も病院でやる。医師は常駐を5人確保。それでも「黒字経営」が続けられる秘策とは?


パート(3) 過疎地の地域医療とは
【民間の力でドクターヘリを飛ばしたい・・・救急医の闘い】
“絆”拡大スペシャル『“命の絆”を再生せよ ~崩壊寸前“地域医療”を追う』

「ドクターヘリ運行再開のため募金を!」ショッピングセンターの一角でチラシを配るのは、沖縄北部地区医師会病院の救急医師・小濱正博さん。現在休止しているドクターヘリ再開のため、同病院の医師・看護師や一般市民などと募金活動を行っているのだ。去年4月に実施された特別措置法により、現在14の都道府県にドクターヘリが設置。沖縄では南部の浦添市に設置されているが、離島が多く山がちの北部地区には、専用の「第2ドクターヘリ」が必要だ。
ヘリの運航資金は一過性の募金では継続的な運行ができない。毎年1000万円を寄付してくれるサポーターを集めることで、地域の医療を自分たちの手で支えていく意識も持ってもらいたいという。目標は5万人。しかしこれまでの登録者数は6200人あまりとまだまだ足りない。果たしてヘリ再開は・・・。
第2のドクターヘリ再開の動きと地域医療のあり方を追う。

   




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