日経スペシャル ガイアの夜明け・毎週火曜夜10時放送・闘い続ける人たちの物語
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日経スペシャル「ガイアの夜明け」 12月14日放送 第139回

ファッションが貧困を救う

先進国に暮らす人の数は世界全体の人口の2割。しかし、その2割が世界の富の8割を独占している。今もなお広がり続ける発展途上国との貧富の格差、いわゆる“南北問題”解消のための一つの手段として注目されているのがフェアトレード(公正貿易)である。フェアトレードとは途上国の労働力を安く買い叩くのではなく、生産者らに適正な賃金を支払い、しかも永続的に取引を続けることで、貧しい人々の経済的自立をサポートするというビジネスだ。
番組では、フェアトレードで途上国の貧困に苦しむ人々を支えようと奮闘している1人の女性貿易商の姿を追い、貿易の本来あるべき姿について考える。

内容

【インド系女貿易商、走る】

東京に暮らすインド系イギリス人女性のサフィア・ミニーさん(40歳)は13年前、フェアトレード(公正貿易)のビジネスを東京で始めた。フェアトレードは、通常コーヒーなどの食料品の取引で知られるが、サフィアさんの会社は衣料品に力を入れている。買い物で気軽に国際協力できると、サフィアさんの店は若者たちの人気を呼び、売上げは急上昇している。


【大手も注目するフェアトレードの実力と悩み】

しかし、その一方で悩みも大きい。フェアトレード商品はすべて手作りで、大量生産が出来ない。そのため品切れにならないように大量の在庫を抱えるのだが、一歩間違えると不良在庫になる危険性をはらんでいる。さらに途上国の生産者は材料を買う資金もないので、支払い金額の50%を前払いしなければならない。そのための資金繰りに常に頭を悩ますサフィアさん。
そんな折、スーパーのイオンがサフィアさんの会社が開発した商品に注目し、日本の大手流通業として初めてフェアトレードファッションを売り出すことになった。 しかし、そこにも問題が待ち受けていた。日本人の品質に対する目は厳しく、僅かなミスでも返品されるという現実・・・


【ネパールの子供を学校に行かせたい】

そこでサフィアさんは日本人スタッフのデザイナーを同行させ、ネパールの女性手編み職人たちを訪ねた。そして日本で売れ残った彼女たちの製品を見せて、日本市場の厳しさを伝えた。それを真剣に受け止め、技術向上に励むネパールの女性たち。そんなひとり、サンティ・カルギさん(28歳)は、リストラで収入の減った夫を支えるため、日本向けのセーターを編む日々だ。学校へ通えなかったサンティさんは、せめて子どもたちを学校へ通わせたいと収入のほとんどを子供の学費に当てている。サフィアさんはそんな母たちの気持ちを受けとめ、日本で売れた製品の利益の一部を保育園と小学校に寄付する。


【夢は世界を駈ける】

もっと多くの人々に仕事を提供したいと考えているサフィアさんは、ヨーロッパでの営業展開を始めた。国際的なブランドになれば、注文は飛躍的に伸びるはずだ。まずは母国のイギリスを足がかりにしようと、ロンドンの老舗デパート、セルフリッジとの契約にこぎつけた。デパートでフェアトレードファッションが販売されるのは世界でも初めてだ。


【工場に"唄"が戻った・・・】

販路拡大に精力を注ぐサフィアさんに、バングラデシュで伝統のある織物工場が助けを求めてきた。最近の機械化の波に押され、手織り職人たち600人が失業したというのだ。サフィアさんはアジアの伝統の技術を守りたいと提携を始めた。今年、再び現地を訪ねると、大勢の失業中の職人たちに取り囲まれた。彼らは明日の米にも困る生活で、何とか仕事を作ってほしいと訴える。そんな中、サフィアさんの会社と提携することで、まずは50人の職人が仕事場に復帰できることになった。ある日、工場を訪ねてみると、中からは活気あふれる手編み機の音と、威勢のいい機織唄が聞こえてきた・・・




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