バンダイナムコHD 社長
高須 武男(たかす・たけお)
2005年、再編の嵐が吹き荒れる玩具業界で、"ガンダムとパックマンの結婚"として話題となったバンダイとナムコの統合。その仕掛け人であり、新会社のトップに立つのが銀行出身の高須武男だ。
旧三和銀行に入社後、マレーシアの証券会社、設立後間もないDDI(現KDDI)など異業種で経験を積んだ高須は、11年前に請われてバンダイに転職。しかし、会社は上場以来、初の2期連続赤字という経営危機に直面する。
管理部門担当を任された高須は、不採算事業の撤退を次々と断行し、見事バンダイをV字回復に導いた。高須のやり方は単なるリストラでなく、仕事に失敗した社員たちにもチャンスを与え続けた。失敗をした本人が、失敗点を一番理解しているし、次に同じ失敗を繰り返さえない、と考えたからだ。その結果、ブームが去り、大量在庫によって60億円の損失を出した「たまごっち」は再びヒット商品として復活した。
そんな高須が、更なる飛躍を目指して仕掛けたのが、ナムコとの統合だった。単なるスケールメリットではなく、互いに足りないものを補完し合い、シナジー効果を発揮するのが狙いだ。
その象徴が、アーケードゲーム『戦場の絆』だ。自社でほとんどのゲームを作り上げてきたナムコの技術力と、「ガンダム」や「ウルトラマン」などキャラクター展開のビジネスが得意なバンダイの企画力が合体。仲間と無線機でコミュニケーションをとりながら、相手チームと戦うという新たな発想が受け、長蛇の列を生み出している。異業種からの転職で、玩具メーカーに新たな息吹を吹き込む経営者、高須に、大再編時代を生き残るための、"理想の統合"そのノウハウを聞く。
旧三和銀行に入社後、マレーシアの証券会社、設立後間もないDDI(現KDDI)など異業種で経験を積んだ高須は、11年前に請われてバンダイに転職。しかし、会社は上場以来、初の2期連続赤字という経営危機に直面する。
管理部門担当を任された高須は、不採算事業の撤退を次々と断行し、見事バンダイをV字回復に導いた。高須のやり方は単なるリストラでなく、仕事に失敗した社員たちにもチャンスを与え続けた。失敗をした本人が、失敗点を一番理解しているし、次に同じ失敗を繰り返さえない、と考えたからだ。その結果、ブームが去り、大量在庫によって60億円の損失を出した「たまごっち」は再びヒット商品として復活した。
そんな高須が、更なる飛躍を目指して仕掛けたのが、ナムコとの統合だった。単なるスケールメリットではなく、互いに足りないものを補完し合い、シナジー効果を発揮するのが狙いだ。
その象徴が、アーケードゲーム『戦場の絆』だ。自社でほとんどのゲームを作り上げてきたナムコの技術力と、「ガンダム」や「ウルトラマン」などキャラクター展開のビジネスが得意なバンダイの企画力が合体。仲間と無線機でコミュニケーションをとりながら、相手チームと戦うという新たな発想が受け、長蛇の列を生み出している。異業種からの転職で、玩具メーカーに新たな息吹を吹き込む経営者、高須に、大再編時代を生き残るための、"理想の統合"そのノウハウを聞く。
社長の金言
合理化したら、瞬間的に経営は良くなるかもしれないが数字は社員が作っていて、社長が作るわけではない
RYU'S EYE
座右の銘















