社長の金言
“掛け算”をつくる
放送内容詳細
過疎地になぜ人気リゾートホテル!?
人口が激減している西伊豆エリアに、人気の宿泊施設が次々と誕生している。コテージのようなラグジュアリーホテル「WEAZER(ウェザー)」。駿河湾を一望できるモダンな建物に、絶景の露天風呂も併設している。アクセスが悪く宿泊料も高額だが、年間稼働率は約90%を誇る。施設の特徴は、電力と水を完全自給する独自システムで運営していること。照明や空調に使う電力は太陽光発電で賄い、余った電力はテスラ製の蓄電池に蓄電。20年分の天候データから必要な電力を計算しているという。雨水を濾過する独自の処理装置で水も自給。汚水は濾過することでトイレ用に再利用する。電力網や水道が通らない土地でも快適な生活を送れるようにしたのだ。
きっかけはウガンダ…電力や水がなくてもホテルを!
ARTH社長の髙野は京都大学を卒業後、大手メーカーに入社。その後、政府系ファンドで地域再生などを手掛けた経験から、2015年に起業した。転機は知人に誘われて訪れたアフリカのウガンダ共和国。美しい風景だったが、電力や水などの社会インフラが整っていないためホテルを作れないという現実を知った。「自然の恵みを生かして、電力と水を完全自給するホテルを作る」という、画期的な構想がスタートした。
ゲストプロフィール
髙野 由之
- 1984年千葉県出身
- 2007年京都大学を卒業後 大手メーカーに入社
- 2010年コンサルティング・政府系事業再生ファンド
- 2015年ARTH設立
企業プロフィール
- 設立:2015年
- 本社:東京都中央区日本橋横山町3-14
観光への疑問は、確かにあった。同じような場所に、飽きもせず繰り出し続けているような、その先で定評にある通りの、すでに情報で得ている価値を、寸分違わぬ形で享受して帰っていく、出来レースを楽しんでいるような自分達への疑問だ。
かと言って、道路がないところに分け入る訳にはいかない。発電も、食料や水の調達も、自分の力ではできないからだ。私に至っては、車の運転すらできない。でも髙野さんは、そんな無力な現代人を、自然という宝物との出会いに導く。
「心で見なきゃ、ものごとはよく見えない」。『星の王子さま』の有名な台詞だ。髙野さんは、あらゆる情報に溺れ、閉じてしまった現代人の心の目を開けさせてくれる、未知の世界への案内人なのかもしれない。
To the unknown



















