カンブリア宮殿

村上龍 × 経済人

1161155

テレビ東京系にて放送中

テレ東BIZで配信中

2009928日放送

熟年起業家が語る 真のモノづくり

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ゼファー 社長
伊藤 瞭介(いとう・りょうすけ)

社長の金言

感動を伝えたい思いがモノづくりを生む

売り上げ至上主義がモノづくりをダメにする

RYU'S EYE

RYU’S EYE

座右の銘

座右の銘

放送内容詳細

世界が注目する日本発の風力発電機

世界的な経済不況から脱するカギ、そんな可能性を秘めているのが再生エネルギービジネスだ。オバマ大統領のグリーンニューディール政策をはじめ、新たな産業創出に世界の国々が動き出している。 そんな中、世界中から注目を集める日本企業がある。71歳の伊藤が率いる「ゼファー」。社員はたった25名、創業わずか12年のベンチャーだ。彼らが開発したのは一般の家庭でも発電できる小型の風力発電機「エアドルフィン」。静かさが自慢のプロペラは獲物に気付かれることなく静かに近づくことができるフクロウの羽をヒントに製作されたという。微風でも、風速50メートルの台風でも発電でき、既に世界31カ国で約2000台が売れた。

人を感動させるモノづくり

伊藤は、かつて音響機器メーカーの名門「山水電気」で社長まで務めた人物だ。開発畑を歩み、ドルビーサラウンド方式の原型とされる「QSサラウンドシステム」をはじめ数々の画期的な開発に携わった。ケンウッド(当時トリオ)、パイオニアと並び、“オーディオ御三家”と呼ばれた山水電気だったが、伊藤が社長になった80年代後半には円高による輸出不振などから業績が急激に悪化し、伊藤は外資への売却を決断した。そして、その責任を取って辞任した。 山水電気を辞め、一度は「モノづくり」から離れた伊藤だったが、還暦を前に風力発電と出会い、「モノづくりに戻りたい」とゼファーを起業した。山水電気で味わった、「世界中の人たちに愛される製品を作り出す喜び」。またそれを味わいたいという気持ちだったという。 「『感動』と『感性』こそがマーケティングの原点であり、技術の原点である。作り手が感動を覚えていないものがお客様の心を動かすなんてありえない」と語る伊藤・・・。伊藤が目指すのは、単に電気代を節約するエコ商品ではない。人を感動させるモノなのだ。70歳を越えてなお、モノづくりへの情熱が燃える熟年起業家が「真のモノづくり」を語る。

ゲストプロフィール

伊藤 瞭介

  • 1938年東京生まれ
  • 1961年成城大学経済学部卒業後、山水電気に入社
  • 1986年山水電気社長に就任
  • 1990年山水電気社長を辞任
  • 1997年ゼファー創業
  • 2002年小型風力発電機「エアドルフィン」の開発に成功

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