カンブリア宮殿

村上龍 × 経済人

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テレビ東京系にて放送中

テレ東BIZで配信中

2011721日放送

いらないことはきっぱりやめろ!
~一泊4980円"捨てる経営"で
顧客満足度No.1ホテル~

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スーパーホテル 会長
山本 梁介(やまもと・りょうすけ)

稼働率89% !リピート率70%!顧客満足度No.1ホテル

年々引き下げられる出張費・・・。この中から宿泊費や食事代、さらにはお土産代まで捻出しようとするのだから、ビジネスマンは大変だ。
そんなビジネスマンの強い味方が、格安ビジネスホテルチェーンの「スーパーホテル」だ。一泊朝食付で4980円から!北は北海道から南は沖縄まで全国に101店を展開。客室稼動率70%が合格ラインと言われるビジネスホテル業界で、スーパーホテルは驚きの客室稼働率89%を誇る。リピート率も70%と高く、顧客満足度調査(サービス産業生産性協議会の調査)でも09年度、10年度と2年連続ビジネスホテル部門1位。総合ランキングでも、あの帝国ホテルを抑え見事トップホテルに輝いている。
ビジネスマンに「また泊まりたい」と思わせるサービスの裏にある「捨てる経営」とは。

社長の金言

一輪挿し価格で勝つ

RYU'S EYE

RYU’S EYE

座右の銘

座右の銘

放送内容詳細

余計なサービスは捨てろ!ビジネスマンのツボを突く「また泊まりたい」サービス

スーパーホテル一番のこだわりは、「ぐっすり眠れる」こと。10時間ほどの出張滞在でビジネスマンが一番ありがたいことだ。①フロントで枕を7種類の中から選び、②室内の照明は、ロビー、廊下、客室と進むにつれて段々暗くなるように設定されている。③ベッドはシングルルームでもダブルベッド、マットの硬さも2種類から選ぶことができる。そして、④夜中に音が気になる冷蔵庫は静音設計で、客室内は図書館並み40デシベル以下の静かさになっている。眠る前には⑤天然温泉の大浴場でリラックスできる(半分以上の店舗に設置)。眠りにはこだわる一方で、チェックインなどは自動にするなどしてコストを削減。一泊朝食付き4980円~を実現し、ビジネスマンのお財布も満足させている。さらに、客室の電話、冷蔵庫の有料飲料などなど、「100人のお客様が来て1人しか困らない」ようなサービスはどんどん捨てている。 「よく眠れて」「安い」・・・出張ビジネスマンのツボ以外のサービスは大胆に「捨てて」、満足度を上げたホテルの秘密に迫る。

「2種類のクレーム」に対応せよ!秘策は「ゴールド作戦」&「ベンチャー支配人」

スーパーホテルを顧客満足度№1に育て上げたのが会長の山本だ。山本は、月の半分は全国の店舗を回り、宿泊客に話しかけ、サービスについての意見を聞いて回るという。 山本はホテルの客には「2種類の不満」があると言う。「エアコンの効きが悪いというのは一次的なクレーム。これは直せばいい。しかしエアコンを直す時に少しでもマナーが悪いと2次的なクレームを生んでしまう。エアコン修理はマニュアル化できるが、2次的な接客クレームはマニュアルでは対応できない。そして、接客のクレームが起きると、決してリピーターにはなってくれない」。しかし、スーパーホテルには「マニュアルがなくても2次的なクレームを生まないホテルマン」を育てる秘策があった。それが、「ゴールド作戦」と「ベンチャー支配人」。2つのスーパーホテル流顧客満足度アップを解き明かす。

ゲストプロフィール

山本 梁介

  • 1942年大阪府生まれ
  • 1964年慶應義塾大学 経済学部卒業
    家業の繊維業を継ぐが、うまくいかずに事業売却
  • 1969年シングルマンション事業に進出
  • 1996年福岡にスーパーホテル1号店を開業

企業プロフィール

  • 本社:大阪府大阪市西区
  • 売上高:163億9900万円(平成22年度3月期)
  • 店舗数:101店
  • 従業員数:260名

村上龍の
編集
後記

「選択と集中」は流行語と化したが、ターゲットとする客層とサービスを絞り込むのは簡単ではない。選択とは、あれもこれもと選ぶのではなく、不要だと判断したものを切り捨てることだ。スーパーホテルは、団体客への依存と不要なサービスを勇気を持って削ぎ落とすことで、本当にスーパーな存在になった。必要不可欠なサービスを徹底し、個人のリピーターを獲得しなければ、これからはどんなサービス業も生き残れない。

村上龍

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