ヤマトホールディングス 会長
瀬戸 薫(せと・かおる)
日本では1年間に32億個もの宅配小荷物が取り扱われている。
その4割以上(13億4900万個)を業界最大手、ヤマト運輸が担っている。
ライバルはシェア37%の佐川急便。
そもそも"宅急便"とはヤマトの登録商標。35年前に生み出された新しいサービスだ。
高度成長期の時代から≪サービスが先、利益は後≫と語り、顧客主義を貫き続けた。
今回は、「宅急便」開発に最年少で参加し、その後「クール宅急便」の開発リーダーを務めたヤマトホールディングス会長の瀬戸薫をゲストに迎える。
17万人の従業員に脈々と受け継がれる『ヤマトのDNA』とはいかなるものか。
いまや当たり前となった宅急便の裏側、そして創業から92年を迎えた今も進化し続ける
ヤマトのDNAを2週に渡り紹介する。
その4割以上(13億4900万個)を業界最大手、ヤマト運輸が担っている。
ライバルはシェア37%の佐川急便。
そもそも"宅急便"とはヤマトの登録商標。35年前に生み出された新しいサービスだ。
高度成長期の時代から≪サービスが先、利益は後≫と語り、顧客主義を貫き続けた。
今回は、「宅急便」開発に最年少で参加し、その後「クール宅急便」の開発リーダーを務めたヤマトホールディングス会長の瀬戸薫をゲストに迎える。
17万人の従業員に脈々と受け継がれる『ヤマトのDNA』とはいかなるものか。
いまや当たり前となった宅急便の裏側、そして創業から92年を迎えた今も進化し続ける
ヤマトのDNAを2週に渡り紹介する。
社長の金言
クレームはニーズの裏返し
RYU'S EYE
座右の銘
放送内容詳細
クレームをニーズに変えろ!
宅急便の開発プロジェクトに携わった瀬戸は「ウォークスルー車」や「クール宅急便」などを業界の常識を覆すアイデアを次々と生み出した。 その基となっているのが、顧客からのクレームだった。「クレームはニーズの裏返し」と語る瀬戸。 クレームをニーズに変えるヤマト独自の秘訣を紹介する。
イノベーションする会社
売り上げの80%を占める"宅急便"事業。しかし09年に初めて取り扱い個数が減少。 そこで瀬戸は新たなシフトを決意した。その一つがメーカーとコラボし、デジタル機器の修理を最短三日で行う「メンテナンス・サポート・サービス」、さらに荷物を衝撃から守るオリジナルの緩衝材開発だ。 今回は、ヤマトの物流革命「ムカデ経営」を追い、100年企業を目前に進化を続ける企業の努力を紹介。
買い物難民を救え!
過疎地で買い物に困っている高齢者を助ける「まごころ宅急便」。 町の社会福祉協議会と地元スーパーと連携。ただ荷物を運ぶだけではなく、安否確認など見守りも行う。 その新しい試みが、東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県大槌町にあった。 買い物先のスーパーや商店が壊滅。取り残された高齢者の買い物支援に立ち上がる!
ゲストプロフィール
瀬戸 薫
- 1947年神奈川県生まれ
- 1970年中央大学法学部卒業後、大和運輸(現ヤマトHD)入社
- 1975年宅急便開発プロジェクトチームに
- 1987年「クール宅急便」開発リーダーに
- 2006年ヤマトHD代表取締役社長
- 2008年ヤマト運輸取締役会長
- 2011年ヤマトHD代表取締役会長
企業プロフィール
- 社名:ヤマトホールディングス株式会社
- 創業:1919年(大正8)
- 創立:1929年(昭和4)
- 売上高:1兆2365億万円
- 社員数(連結):17万2898人
- 連結子会社:35社
- 宅急便取扱個数:13億4877万個
村上龍の
編集
後記
瀬戸さんと話していると、宅急便の創始者である故・小倉昌男氏とお会いしたときのことが脳裏によみがえった。お二人とも紳士で、ロジカルで、かつ反骨の士だ。ヤマトの宅急便が誕生し、進化していく物語は、流通、技術革新、情報、ネットワークなど、経済のあらゆる要素が織り込まれた心躍る叙事詩である。ニッチ市場の開拓、巨大な需要の発掘、新しいビジネスモデルの構築、「考え抜くこと」によってのみ、それらが可能になるのだと教えられる。
















