医療法人 徳真会グループ 理事長
松村 博史(まつむら ひろし)
社長の金言
経営と商いは違う
RYU'S EYE
座右の銘
放送内容詳細
患者が求める理想のクリニックを実現 影のリーダーに密着
新潟を拠点に国内25カ所、全て直営のクリニックをもつ徳真会グループ。年中無休はもちろん。待合室にはマッサージ機やパソコンにDVD。清潔で明るい診察室。治療によっては個室の診察室まで。まさに『サービス業』のような快適さが受けている。その徳真会グループを語る上で欠かすことができないのが「マネジメントリーダー」だ。受付の対応から医師の患者に対する診察の姿勢まで、クリニックの全ての指導にあたる影のリーダーだ。患者の小さな声にまで目を行き届かせ、顧客満足を高めるマネジメントリーダーに密着。患者の立場にたった理想の歯科医院づくりに迫る。
歯科医療最前線
以前治療した歯の横が虫歯になっていた。仕事が忙しくて何度も通院できない…そんな患者にも対応できるのが「セレック」だ。光学スキャンで歯形をとり、そのデータをもとに機械が詰め物を作成。調整して、歯に詰め、わずか3時間で治療が終わる。その上、手作業の半分の費用で済むという“早くて安い”治療だ。歯を削る音や振動が苦手な人には、音も振動もない「レーザー治療」。さらに「脳神経外科で使う手術用の顕微鏡」を使った勘に頼らない正確な治療も行われている。
歯科医院の厳しい現状
1年間に1800軒が開業する一方、1500軒が廃業、休院する厳しい現状がある歯科医院。多額の開業資金をかけても患者が来ず、ワーキングプア状態の歯科医さえいる。歯科医療機器を回収している業者の倉庫には、廃業した歯科医院の医療器具があふれかえっているという現実。早い医院は開業後半年ももたないという。
ゲストプロフィール
松村 博史
- 1952年5月5日 熊本県八代市生まれ (59歳)
新潟大学歯学部卒
30年前、旧新津市(新潟市)に個人歯科医院を開業。診療後も夜遅くまで事務や経理に追われながら、土日は研修に参加。気力、体力の限界、小さい組織の限界を感じ、グループ化を決意。さらにクリニックの経営をマネジメントする「ゼネラルスタッフ」を設立。診療スタッフが治療に専念できる環境づくりを実現。さらには歯科医療の技術向上を目的に、高い技術を習得した歯科技工士集団「ワールドラボ」を設立する。目指すは“世界で最も優れた歯科医療グループ”。
村上龍の
編集
後記
松村さん率いる「徳真会」の『ビジネスモデル』には、医療全体のヒントが含まれている。命を救う医療を「ビジネス」と呼ぶのは、わたしにも抵抗がある。 だが、非効率な病院経営と、勤務医や研修医の過酷な労働環境が、ヒューマニズムという美しい言葉に隠蔽されているのも事実である。「徳真会」のように医療と経営を合理的に分離し、コメディカルを増やす、それだけでも医療は崩壊から遠のく。 松村さんは、利益ではなく、患者のために、合理性を追求した。その合理性には、「学び続ける」という大切な要素も含まれている。
















