ベアーズ 社長
高橋 健志(たかはし・けんじ)
当時の日本は家の手伝いといえば「家政婦」や「便利屋さん」に頼むしかなく、選択肢が限られていた。
そうした時代にあって家事代行・主婦支援のための新しいビジネスモデルを打ち出したのがベアーズ。気軽に頼め利用しやすい料金体系を打ち出し、サービス直後から女性などから支持を得て急成長。いまや年間の利用者はのべ10万人、2011年度の売上高は10億円を超える。一体ベアーズの「家事代行サービス」とはどんなシステムなのか?なぜ年々利用者が増えているのか?
ベアーズ独自のサービスの全容と「頑張る女性を応援したい」という高橋氏の経営理念に迫る!
社長の金言
女性の笑顔は社会の力になる
RYU'S EYE
座右の銘
放送内容詳細
ベアーズの「家事代行サービス」って何?
共働き夫婦から、単身者、お年寄りまで、ベアーズの家事代行サービスがこれだけ幅広く受けている理由は、その使い勝手のいいシステムにある。 従来存在していたいわゆる「家政婦」は、おもに家政婦案内所の紹介で各家庭に派遣された後は、『家庭』と『家政婦本人』の直接雇用の関係となる。一方、ベアーズのサービスは『家庭』と『会社(ベアーズ)』が契約をおこない、会社から「ベアーズレディ」と呼ばれる現場スタッフを家庭に派遣するというシステムである。 これにより、家庭が「家政婦本人に直接クレームを言いづらい」といった従来の問題点を解消するとともに、より依頼に適した現場スタッフを選定・派遣することができる。 またサービス内容は急な依頼に3時間以内で急行する「即日対応サービス」や1週間分の夕食を一度にまとめて調理、冷凍・冷蔵保存する「楽ラクうちごはん」など、あってうれしい多様なサービスをそろえている。
便利な家事のスゴ技紹介!
現在、ベアーズに所属する現場スタッフ「ベアーズレディ」は4300人。一人一人はベアーズならではの研修を経て、家事のスペシャリストとして各家庭に派遣される。 掃除機のかけ方や洗面台のふき取り方などなど・・・・プロが教える家事のテクニックを紹介
ベアーズレディが新たな家族像をつくる!?
ベアーズレディの年齢構成を見ると50代から70代が50%以上も占めている。つまりベアーズの業務は働く若い女性の家事支援という側面と高齢者の雇用を支えるという2つの面をもっているといえる。核家族化がさらに進行し、地域とのつながりが薄れる中にあって、若い世代の女性は仕事と子育て、家事の両立に悩むことも多い。そのときに頼れるのが人生経験豊富なベアーズレディ。そこには信頼関係で結ばれた新たな家族像がある。
ゲストプロフィール
高橋 健志
- 1990年3月東海大学文学部卒業後、同年4月東京ベイホテル東急入社
- 1995年5月同社退社後、夫婦で香港に渡り、現地の宝飾小売店に入社。
- 1998年4月同社退社後、日本に帰国。
- 1999年10月ハウスクリーニング業で起業。
村上龍の
編集
後記
多くの人は、社会的に失われたものに気づかない。 ほとんどの地域で、大家族制と、それに「世間」という温かな共同体が消失した。核家族化と都市化で犠牲になったのは、おもに家庭をあずかる女性たちだ。日常的に孫の面倒を見てくれるおじいちゃんおばあちゃんも、惣菜を分けてくれる近所の世話好きのおばちゃんもほとんど姿を見なくなった。 髙橋さんご夫婦が興した「ベアーズ」は、単なる新規ビジネスというだけではなく、新しいネットワークの可能性を秘めている。今、社会は「互助」という懐かしい概念を必要としているが、現代の互助は、ボランティアではなく、経済合理性に基づいていなければならない。
















