カンブリア宮殿

村上龍 × 経済人

10001054

テレビ東京系にて放送中

2012830日放送

快進撃のスナック菓子の王者!
ダントツを目指す攻めの経営

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カルビー 会長
松本 晃(まつもと・あきら)

カルビーといえば、かっぱえびせんにポテトチップス、じゃがりこ、じゃがビー。このスナック菓子業界の王者は、菓子市場が縮小傾向にある中でも、売り上げを伸ばし続けている。業界シェア46%と他社を圧倒、ポテトチップスだけでも年間何と5億6000万袋を売り上げているのだ。
その原動力となっているのが、2009年に会長に就任した松本だ。カルビーは1949年の設立以来、創業家が率いてきたが、オーナー経営から脱却し松本を経営トップに招いた。松本は、攻めの経営で利益率をアップさせ、さらなる"ダントツの1位"の必要性を社員たちに説く。なぜ"ダントツ"でなければならないのか...?村上龍と、珠玉の経営論が展開される!

社長の金言

1等でも 危機感を持つ

仕事とは人との関わりそのもの

RYU'S EYE

座右の銘

放送内容詳細

スナック菓子 王者の秘密!

健康志向や少子化の影響などで菓子市場は縮小傾向にある。だが、カルビーの売り上げは右肩上がり。国内シェアは46%と、まさにスナック菓子の王者だ。 実はカルビーは、日本で生産されるジャガイモの何と1割を使用している。しかもそのジャガイモは、北海道から鹿児島まで、全国2000戸の契約農家から購入しているのだ。実は年間を通してポテトチップスを安定供給し、品質を保つのは簡単なことではない。王者カルビーならではの、壮大なジャガイモビジネスの裏側に迫る。

新しいスナック菓子を生み出す秘策あり!

カルビーは今、新商品の開発強化に乗り出している。新しいスナック菓子を生み出すには、発想力とスピードが勝負。新商品をいち早く製品化するための、ある松本の“秘策”とは…。

“脱ジャガイモ”でメガヒットを狙え!

カルビーでは、7月、次のメガヒットを狙った新商品の開発プロジェクトが最終段階に入っていた。ジャガイモを原材料にした商品が全体の約6割を占めるカルビーだが、新商品のキーワードは“脱ジャガイモ”!プレッシャーがかかるプロジェクトリーダー。果たして、新商品は売れるのか…?

ゲストプロフィール

松本 晃

  • 1947年京都市出身
  • 1972年京都大学大学院 農学部修了 伊藤忠商事入社
  • 1993年ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人 事業本部長
  • 1999年ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人 社長
  • 2009年カルビー会長兼CEO

企業プロフィール

  • カルビー株式会社
  • 本社所在地:東京都千代田区丸の内1-8-3
  • 設立:1949年4月30日
  • 資本金:11,252百万円(2012年3月31日現在)
  • 従業員数:2,897人 (2012年3月31日現在)

村上龍の
編集
後記

松本さんの経営哲学の根本には、ジョンソン&ジョンソン時代に巡り会った「our CREDO」がある。「顧客や取引先、従業員、地域社会を考えて行動すれば最終的に株主の利益に結びつく」これほどシンプルで、正統的な「信条」を見たことがない。 カルビーと松本さんの出会いは、異色だが、幸福なものだった。カルビーは衰退していたわけではない。優良企業だったのに、外部から経営のプロである松本氏を新しく迎え入れた。衰退してから変化するのは、非常にむずかしい。 企業が正当な危機感を持ち、変化の必要性に気づき、外部から新しい「血と知」を導入すれば、必ず進化を成し遂げられるという、日本では希有な成功例である。

村上龍

読んで分かる「カンブリア宮殿」コラム

JMM Japan Mail Media 編集長 村上龍

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