既存店ベースでは、前年度比1.1ポイント減と、15年連続で前年を割り込んだ。
大手スーパーが生き残りをかけ再編を繰り返す中、独自の経営戦略で売り上げを伸ばしている会社がある。
一体、どんな戦略で顧客を増やし、売り上げを伸ばしているのか?
今回、全国の3つのスーパーの舞台裏に迫った!
RYU'S EYE
座右の銘
放送内容詳細
“移動販売車”で買い物難民者を救え! ~コープさっぽろ~
近年、過疎化や高齢化が進み、人が生活していく上で重要な「買い物」が困難になってきている地域が増え、“買い物難民”という言葉も生まれた。 「近くに買い物できるお店がなくなった」「車がない、町にでるバスがなくなった」などという人が、全国に600万人いるとも言われている。 そんな中、北海道において買い物が困難な人達をサポートするために革命を起こした組合がある。 それは…“コープさっぽろ”。 彼らが起こした革命。…それは、移動販売車“おまかせ便”。 通常、移動販売車といえば広場などに駐車し、お客が来るのを待つシステムだが、この“おまかせ便”は家の前までやってくる。しかも、その品揃えは、1000種類。 客を“待つ”のではなく、家の前まで行く“攻め”の売り方。それも、その中に創意工夫があふれている。 地域に貢献すると共に、成長し続けるコープさっぽろの経営に迫る!
“激安”で地域を活性化! ~大黒天物産 株式会社~
2011年、売上高伸び率前年比11.4ポイント増。 全国の強豪スーパーを抜き去り、一躍トップに躍り出た食品ディスカウントス-パーがある。 それが…岡山県を中心に、中国、近畿、九州地方などで事業を展開する「大黒天物産株式会社」。 24時間営業の食品ディスカウントスーパー「ラ・ムー」「ディオ」など現在75店舗を持ち、『出店地域一の激安』『日本一成長し続けているスーパー』と謳う。 “急成長” “驚きの安さ”の裏側には、社長自らが考えた大胆な発想があった! 【あれもない!これもない!でも、客足が増える驚異の絞り込み発注法】 【「安心か」「激安か」2択を迫る陳列術】 “激安”を売りに、スーパー業界に革命を起こした大黒天物産の驚愕の経営に迫る!
“安心”“安全”“おいしい”顧客満足を徹底追求! ~株式会社 福島屋~
東京郊外で、大手食品スーパーを圧倒する勢いで、地域住民に絶大な支持を得ているスーパーがある。 それが…東京・羽村市に本社を置き、食品スーパー4店舗の他、レストラン、生花店なども運営する「福島屋」。 「福島屋」は同業他社も一目置き、生産者と顧客を巻き込みながら売り場を磨き上げているスーパーだ。 「食と農を商でつなぐ」の方針のもと、会長自ら全国を飛び回って目利きをし、産地直送で商品を仕入れ、低価格志向とは一線を画した“質”にこだわった商品を提供。 またPB(プライベートブランド)商品開発も手掛け、「安全、安心、おいしい」という“食の理想形”を追求。既存の“仕入れの枠”にはまらず、産地へ足を運び、生産者と真剣に向き合い、商品開発する手法をとる。また、主婦の感性を売り場に反映させるために考えた、驚きの陳列法を展開。 生産者と地域住民を巧みに経営に巻き込み、成長し続ける福島屋の経営に迫る!
村上龍の
編集
後記
スーパーマーケットの歴史は、中産階級の歴史とシンクロしている。 戦後の窮乏期を経て高度成長がはじまり、やがて日本に、巨大な中流層が誕生した。だが、独自の流通を整備し、大量の商品を安価で提供するという画一的なビジネスモデルは、格差を伴った多様性の出現によって揺らぎはじめ、業界は冬の時代を迎えて久しい。 中流層と、そのライフスタイルが多様化すれば、当然スーパーマーケットの戦略も多様化を迫られる。想像力を巡らせ、顧客に何を届けたいのか、自ら把握した経営者だけが、多様化という激しい波が押し寄せる海原で、進路を決めることができる。


















