そんな中"B級ご当地グルメ"をキーワードに町おこしに〝革命〟を起こした男がいる。静岡・富士宮市を拠点に活動する富士宮やきそば学会会長の渡邉英彦だ。たかがやきそばと侮ることなかれ!今や全国から観光客を呼び、麺を始め具材ややきそば店の売り上げなど地元への経済効果は活動開始以来なんと664億円に上る。さらに渡邉の活動に端を発した町おこしは一過性のブームにとどまらず、全国のB級ご当地グルメを一堂に集めたB?1グランプリが開催されるまでに成長した。渡邉が仕掛けた"持続する町おこし"の秘訣とは?
社長の金言
遊び心を持って楽しもう それがスキルアップにつながる
RYU'S EYE
座右の銘
放送内容詳細
やきそば目当てに観光客が殺到のなぜ
かつては製糸業で栄えた静岡県富士宮市だが、1980年代に入り地域経済は悪化、商店街はシャッター通りと化していた。そんな地元の窮地を救おうと立ち上がった渡邉英彦が目を付けたのは、地元で昔から親しまれていた“やきそば”だった。“こんなもので町おこし?”と誰もが首をかしげる日常食に目を付けた渡邉のねらいとは?そして富士宮やきそばを全国区にした渡邉の“オヤジギャグ”戦略とは?
今や国民的イベントB-1グランプリ 知られざる舞台裏
2012年10月に北九州で行われたB-1グランプリ。今回で7回目となる大会には約60団体が参加、来場者は60万人を数えた。いまや誰もが知る一大イベントだ。実は渡邉はこのイベントの仕掛け人でもある。このBー1グランプリは一見グルメイベントのようだが、実は“町おこし”につながる様々な仕掛けがちりばめられている。B-1グランプリの知られざる舞台裏に迫った!
やきそばは入り口だ!さらなる活性化を目指せ
地元・富士宮をさらに盛り上げたい。渡邉が目を付けたのが地元のお酒。渡邉はここでも持ち前のオヤジギャク戦略で成果を上げる。やきそばにあやかって売ろうと付けられた酒の名前が〝大吟醸〟ならぬ〝ダイビンジョウ〟何とこれがヒット!挑戦を続ける渡邉、さらなる仕掛けを考えていた。
ゲストプロフィール
渡邉 英彦
- 1959年富士宮市 生まれ
- 1981年国際基督教大学卒業 外資系保険会社入社
- 1987年保険会社を退職し富士宮へ帰る
- 2000年「富士宮やきそば学会」発足、会長に就任
- 2006年ご当地B級グルメの祭典「B1グランプリ」開催
- 愛Bリーグ設立、代表理事に就任
村上龍の
編集
後記
地方の活性化が声高に叫ばれるが、その定義がはっきりしない。「日本を元気に」という表現も同じだ。活性化した、元気になったというのはどういう状態を指すのか。 個人的には「雇用」だと思う。人々が仕事を得て、給料が年々上がる、それが活性化だ。だが前段階として、内外から人を引き寄せる必要がある。 渡邊さんは、地元の資源としての「焼きそば」を再発見し、人を集めた。人が、いなくなるのではなく、集まってくる、それが活性化の第一歩だ。ご当地B級グルメは、小さな1歩かも知れない。だが偉大な一歩に変わる可能性を秘めている。


















