カンブリア宮殿

村上龍 × 経済人

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テレビ東京系にて放送中

テレ東BIZで配信中

2013221日放送

狭い店でも儲ける!靴のお直しでシェアトップ・・・強さの秘密

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ミニット・アジア・パシフィック 社長
中西 勉(なかにし・つとむ)

駅を歩けば必ず目に付く青い看板の「ミスターミニット」。靴直しの駆け込み寺として知られるミスターミニットだが、その強みはなんといっても、靴をその場で短時間で直してくれるという〝クイックサービス〟
店頭に靴を持っていけば、わずか5分~10分程度で女性もののヒールのかかとの付け替えやビジネスシューズの靴底の直しなどをしてくれる。
またミスターミニットは技術力の高さにも定評がある。トレーニングセンターなどで腕を磨いた400人を超える靴直しのスペシャリストを抱え、店舗に配置されている。ミスターミニットならどんな靴でも直してくれるという信頼感もあいまって、靴の修繕業界でシェアトップとなっている。
ミスターミニットは駅の構内などわずか3坪の狭い店を中心に展開している。その独特の出店戦略や狭い店でも効率よく儲ける仕組みを構築し、、今や店舗数は約300店、売り上げは67億円にのぼる。
今回は靴直しの職人集団を率いるミニット・アジア・パシフィック株式会社の中西勉社長をゲストに迎え、靴のお直し需要を取り込み成長を続けるミスターミニットの強さの秘密を探る。

社長の金言

「細かさ」がビジネスには必要

RYU'S EYE

座右の銘

放送内容詳細

〝狭い店〟で儲けるノウハウ公開

ミスターミニットの強みはなんといっても、靴をその場で直してくれるクイックサービス。店頭に靴を持っていけば、短時間で女性もののヒールのかかとの付け替えやビジネスシューズの靴底の直しなどをしてくれる。靴修理の駆け込み寺として重宝されているが、それは店があって欲しい場所にあるから。例えば渋谷を見てみると駅を中心に放射状に7店舗を構え、高い認知度を獲得。昼休みや通勤の“ついで”のお客の依頼に応える。こうしたかゆいところに手が届く戦略でたった5坪で2億円近く売り上げる店も・・・。

どんな靴でも直します!その技術力に迫る

店舗で直せないものは、浅草にある工房に集められ修理が行われる。ここはミスターミニットに400人以上いる靴直し職人の憧れの場所でもある。配属されているのは大手靴メーカーから移籍したキャリア50年の「靴の生き字引」と呼ばれる職人やミニットの技術コンテストで優勝した凄腕職人など。高度な技術を駆使して履き古された靴が甦る様子は見事だ。
また番組では新入社員を鍛えるナショナルトレーニングセンターにも潜入。そこで行われていた研修内容とは・・・。

ライバルを突き放せ・・驚きの新サービスとは?

攻めの姿勢で次々と新サービスを送り出すミスターミニット。2012年には佐川急便とのコラボで実現した「楽リペ」がスタート。自宅に集配にきた佐川急便のスタッフに靴を預けると、最短2日で靴が修理され戻ってくるというサービスだ。どうしてこれだけのスピードアップが可能となったのか?
また「靴を買ったときの色に再現して欲しい」、「ユーズド感を出してオシャレにして」などのニーズに対応するサービス「リ・ボーテ」も始動させている。

ゲストプロフィール

中西 勉

  • 1953年三重県生まれ。早稲田大学卒業後、カリフォルニア大でMBA取得。流通業界を経て、2010年7月ヘッドハンティング会社を通じミニット・アジア・パシフィック株式会社代表取締役社長に就任。

企業プロフィール

  • 所在地:川崎市幸区堀川町580 ソリッドスクエア西館
  • 設立:2006年6月(ヨーロッパの本部よりMBOにて独立)
  • 売上高:グループ計 119億5700万円(うち日本の売上高は64億4000万円)
  • 従業員数:1170人(世界展開中店舗も含め累計)
  • 店舗数:630店舗(うち日本が約300店舗)

村上龍の
編集
後記

極めてプライベートな話題で恐縮だが、子どものころ、町内に「長尾靴店」という靴屋さんがあった。店主と奥さんだけの小さな店で、新品の靴もあったが、おもな仕事は修理だった。庶民にとって革靴が非常に高価だった時代である。 店主は子ども好きで、登下校の際、靴の修理をしながら、必ず声をかけてくれた。心温まる思い出だ。 わたしは、ミスターミニットにも、似たような親近感を持った。修理してまた使うということは、ものを大事にするということであり、愛着という概念を通じて、道具と、そして生きとし生けるものへの敬意を育む。 中西さんは、そのことを従業員に伝えることで「やらされ感」をなくし、モチベーションを飛躍的に向上させた。

村上龍

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