卓球用品専門メーカーだけあって、社員の7割が元卓球選手。しかも元日本チャンピオンなどトップクラスだった選手が沢山いるという不思議な会社。4代目社長の山田俊策ももちろん卓球選手だ。
創業は1950年。前の年に"、混合ダブルスで日本一に輝いた田舛彦介が、自分が使いたい用具がなかなかなかったために自ら会社を興した。以来タマスは、他のスポーツ用品には一切手を広げず、卓球用品一筋でやってきた。今では年間60万本のラケットと100万枚のラバーを販売している。
今回は、ニッチ市場で勝ち続けているメーカーを特集。
人気商品を生み出す技術力と、卓球界を支える試みと独自の戦略をひも解くとともに、ロンドン五輪の銀メダリスト・福原愛選手と、18歳の全日本チャンピオン丹羽孝希選手がスタジオに登場!
卓球好きの村上龍と卓球対談!スポーツ番組では見られないトップ・アスリートの素顔に迫る!
社長の金言
卓球という小さな井戸を深く掘れ
RYU'S EYE
座右の銘
放送内容詳細
今、卓球が熱い!!
ロンドン五輪で初めてメダルを獲得した卓球女子の活躍。福原愛選手や石川佳純選手らの健闘は、多くの人に感動を与えた。 かつては、“根暗でマイナー”と言われた卓球は、今やメジャースポーツの1つといえる。 実は卓球は、秘かなブームとなっている。 下呂温泉で毎年開催される「いで湯卓球大会」には、ゲートボールでは、飽き足らないというシルバー層が多く参加。また、アミューズメント施設やバーなどにも卓球台が置かれ、若者も楽しんでいる。 卓球ブームを検証するとともに、卓球の魅力を紹介する。
トップ選手の5割が使うラバーとラケットの秘密に迫る!
卓球の攻防で欠かせないのが「スピード」と「回転」。その決め手となるのが、ラケットの表面に貼るラバーだ。現在、世界選手権出場選手のなんと5割近くが使用しているラバーが、タマスのブランドバタフライの「テナジー」だ。 驚異の回転力とスピードを生み出すラバーの秘密を探るべく、今まで明かされなかった研究開発室に初潜入! 発想の転換”から生まれた特殊なスポンジの正体をハイスピードカメラと電子顕微鏡を駆使し、その全貌を明らかにする! また、ラケットの命は、元となる木材にある。 最高級ラケットは、樹齢300年の木曽ひのきから数本しか取れないという貴重なもの。
赤字でも、儲からなくても、卓球界を支える
卓球界の盛り上がりが、タマスの生命線だ。そのため様々な企業努力を続けていた。 本社には宿泊施設を完備した練習施設があり、ここを卓球選手のために無料で開放。 また、十分な指導が受けられない選手の技術書として卓球雑誌「卓球レポート」を刊行。 価格は採算度外視の1冊400円。ともに卓球ニッポン再興のため創業者・田舛彦介の発案だ。 「卓球という小さな井戸を深く掘る」創業者の理念を守り続け、明日のスター選手を発掘、支援、育成するタマスの事業戦略を紹介する。 ゲストプロフィール
ゲストプロフィール
山田 俊策
- 1953年1月16日生まれ
- 1977年3月タマス入社
- 2005年12月代表取締役社長へ就任
企業プロフィール
- タマス
- 創立:1950年12月19日
- 本社:東京都 杉並区
- 売り上げ:50億円
- 従業員数:140名
- 事業内容:卓球用品の製造販売
村上龍の
編集
後記
卓球愛好家にとって、ネットの向こうに、愛ちゃんや丹羽孝希選手がいて、ボールを打ち合うというのは、想像を絶する体験である。舞い上がってしまい。ほとんど何も覚えていない。 わたしは、テニスを二十年近くやってきて、途中ゴルフを始めたが、すぐに止めた。ゴルフは、相当うまくならないと面白さがわからないし、コースに出ると一日が終わってしまう。卓球は、とても気軽だが、奥が深い。打法も、スピンも、テニスより多様だ。 タマスは、「卓球一筋」という創業者の理念のもとに誕生した。そして卓球に魅せられた人々が集まって、その企業理念は脈々と受け継がれている。親善試合後、「スマッシュを練習してください」と愛ちゃんに言われた。わたしは、毎日、スマッシュに取り組んでいる。


















