社長の金言
大きな企業になっても 小さな企業の心構えを
RYU'S EYE
座右の銘
放送内容詳細
超巨大企業コカ・コーラ!世界に広がる強さ、その源とは
民主化が進み、外資参入が相次ぐミャンマー。首都ヤンゴン市内を歩くと目につくのがコカ・コーラの赤いロゴだ。一時撤退をしていたが、去年、約60年ぶりに再参入を果たしたのだ。これで参入していない国は、何とキューバと北朝鮮だけ!これほど世界のあらゆる地域で老若男女に受け入れられるコカ・コーラの商品力。その源である「秘密の原液」のレシピは巨大な金庫で守られ続けている。そして約130年間ずっと衰えないブランド力の秘密を探りに、アトランタ本社に潜入!世界に広がった商品のイメージを統一し、守り続けるための、驚くべき取り組みとは…。
古びないブランドの裏に「超・プロモーション力」
サンタクロースといえば、赤い服を着て、白いひげをたくわえたおじいさん。そのイメージを世界に植えつけたのは、実はコカ・コーラの広告ポスターだったといわれる。昔からインパクトある広告宣伝によって、常にそのブランドに「新鮮さ、若々しさ」を植えつけてきたコカ・コーラ。スポーツイベントにも尋常ではない力の入れ方で、オリンピックやW杯など主要なイベントは総ナメだ。日本を含め、世界中で仕掛ける「超ユニークなプロモーション」の数々も…。
日本でも「飲料最大手」! 世界に広がる“ニッポン発”商品
コカ・コーラは日本でも、清涼飲料最大手。日本のコカ・コーラは「日本発世界ヒット商品」を数々生んできたことで、世界の現地法人の中でも特異な存在だ。特に「アクエリアス」はヨーロッパやアジアに深く浸透。また日本で開発された、ミネラルウォーター「いろはす」の「絞って小さくできるボトル」は、アメリカにも“逆輸入”を果たした。こうした「世界商品」のCMは、日本とほとんど同じものを俳優だけ変えて流すケースもある。こうしたローカルな成功例を、各国の現場がどんどん取り入れる柔軟さも、コカ・コーラの強みの1つだ。
立ちはだかる課題、どう越える?
健康志向の高まりとともに、アメリカなど先進国で進む「脱炭酸飲料、脱カロリー」の動き。炭酸飲料で世界に根を張ったコカ・コーラは、今後この問題にどう対処するのか?また、事業規模の巨大さゆえに大量の水や原料を使うコカ・コーラは、これからの事業継続に向け、ある世界規模の取り組みを始めた。変わる社会の中で巨大企業が模索する、次の100年の「あるべき姿」とは?
ゲストプロフィール
ムーター・ケント
- 1987年ザ コカ・コーラ カンパニー入社
- 2008年社長兼CEO就任
- 2009年会長兼CEO就任(現職)
企業プロフィール
- 米 ザ コカ・コーラ カンパニー
- 創業:1886年
- 売上高/最終損益:約480億ドル/約90億ドル(2012年)
- 世界販売数量:1日18億杯(1杯:237ml)
- 販売国の数:200カ国以上(キューバと北朝鮮以外)
- 世界従業員数:約15万人(ボトラーなども含めると70万人)
村上龍の
編集
後記
コカ・コーラ・カンパニー、もっとも有名な世界企業の一つだ。その、CEOであるムーター・ケント氏、自家用ジェット機で世界中を駆け巡り、冷徹非情な決定を次々に下していく、近寄りがたいビジネスの鬼、みたいなイメージがあった。だが間近で話すうちに、その先入観は簡単に覆った。実際のケント氏は、まるで50年代のアメリカのホームドラマに登場するお父さんみたいだった。 「会議にはあまり意味がない、それより現場に行くのが好きだし大事です」 最先端の巨大グローバル企業のトップに、どういうわけか、「古き良きアメリカ」や「南部のホスピタリティ」を感じてしまったのである。地球上で、何十億人が飲むコカ・コーラ、その魅力の秘密を、垣間見たような気がした。


















