カンブリア宮殿

村上龍 × 経済人

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テレビ東京系にて放送中

テレ東BIZで配信中

2013725日放送

「30分待っても乗りたい」 驚異のリピート率90%
"幸せ"サービスで客の圧倒的支持を集める 長野発タクシー革命!

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中央タクシー 会長
宇都宮 恒久(うつのみや・つねひさ)

長野市民から圧倒的な支持を得て、県内ナンバー1の売上実績を誇るタクシー会社、中央タクシー。地方で経営するタクシー会社の9割が赤字といわれる中、2012年度の経常利益は過去最高を記録した。一体、長野のこのタクシー会社の何がそんなにすごいのか?
実は中央タクシーのお客の9割が電話予約だ。街をながしながら客を見つけるスタイルとは一線を画す。一度でも乗ればほとんどの客がリピーターに・・・。その秘密は徹底した"真心サービス"にある。中央タクシーのドライバーは皆、タクシー会社とは思えないほど親切すぎるほどの親切。高齢者にはさっと手を貸し、さりげなく買い物袋を運び、雨の日には傘も差す。そして車内の会話を通してお客の家族のことを気にかけ、300メートルという超近距離でも喜んで運行してくれる。それはまるで、身内のような存在。
そんな中央タクシーには、客からの感謝の手紙が絶えない。そこには、感動の接客エピソードの数々が...。
「客の幸せが先、利益は後」そんな経営理念で長野では知らぬ者はいない感動のタクシー会社の奇跡の経営に迫る!

社長の金言

仕事を通してお客様の人生を守る

RYU'S EYE

座右の銘

放送内容詳細

長野発!感動のタクシー会社

中央タクシーは長野市民から圧倒的な支持を得るタクシー会社。車両数100台あまりだが、売り上げは約15億円で長野県No.1。しかも地方で経営するタクシー会社の9割が赤字といわれる中、2012年度の経常利益は過去最高益を更新した。                                  中央タクシーの本社をのぞくと予約の電話が途切れることなく鳴り響く。実は中央タクシーの客は9割が電話予約。客が「30分待ってでも乗りたい」というほどの人気を支えるのは、徹底した“真心サービス”だ。丁寧な接客は当たり前。雨の日は玄関まで傘をさし、高齢者には手を貸し、買い物袋を運び、さらにたった300メートルの距離でも喜んで運行してくれる。それはまるで、身内のようなサービス。 「客の幸せが先、利益は後」そんな経営理念で長野では知らぬ者はいない感動のタクシー会社とは?

接客の秘密は“日本一仲良し”な人間関係

中央タクシーに、接客マニュアルは存在しない。実は、その質の高いサービスを支えているのは驚くほど仲の良い社員たちの人間関係だ。会長の宇都宮恒久は言う。「社内の良い人間関係こそが、良いサービスを生み出す」と。宇都宮のこの信念はどこから生まれたのか? 中央タクシーは、離職率が20?30%といわれる業界にあって、わずか1. 5%という低い離職率を実現。社員同士の幸せが客を幸せにするという好循環を生み出している。この〝言うは易く行なうは難し〟の理想的な経営スタイルはなぜ実現できたのか?

好調!新サービスの家旅(イエタビ)とは?

「お客様がタクシーに求める事を実現したい」常々そう考えヒット企画を生み出している中央タクシー。最近人気を呼んでいるのは、業界初の試み「家からの旅」通称イエタビだ。それは、乗り合いタクシーを使った自宅からの日帰り旅行。県内観光地を周るだけでなく「歌舞伎座ツアー」「咲いたら行くお花見ツアー」「孫と行く夏休みツアー」など顧客のニーズに合わせた様々なプランを企画。運転手たち自らが企画開発に関わることで、他にない気配りの行き届いたサービスをつくり上げている。 タクシーの新たな地平を切り拓くべく、社員は今日も挑戦を続けている。

ゲストプロフィール

宇都宮 恒久

  • 1947年長野県生まれ。
    日本大学工学部中退後、父親のタクシー会社に入社。
  • 1975年28歳の時に独立。
    「お客様が先、利益は後」という理念を徹底して貫き、大半が赤字といわれるタクシー業界にあって、好業績を維持
  • 2008年会長就任

企業プロフィール

  • 中央タクシー
  • 設立日:1975年7月22日
  • 本社:長野県長野市若穂保科265
  • 売上高:14億7千万円(2012年9月期)
  • 従業員:206人(乗務員165人)
  • 車両数:109台

村上龍の
編集
後記

利益を最優先しない、それは歴代ゲストの共通点だ。では、何を優先するのか。必ず挙がるのが、「顧客の満足」である。ただ、「満足」では少し足りない。 中央タクシーは、客を感動させ、幸福にすることを、サービスの軸とすることで画期的な成功を収めた。だが、それは意図的な演出、マニュアルでは生まれようがない。街を走る中央タクシーを見るだけで幸福になるという客がいるらしい。中央タクシーは、幸福の「象徴」になっているのだ。 客への思いは、簡単には伝わらない。客の幸福に関与することが自分の幸福につながるという自覚と、こんなことをされると自分はうれしいと思うことを他者に対して行い、それを維持、継続すること、それ以外に、方法はない。

村上龍

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