社長の金言
自主的に考えさせることで初めて教育は完結する
RYU'S EYE
座右の銘
放送内容詳細
世界にツジチョウ!日本最大、食の教育機関
フランス料理の有名店「ジョエル・ロブション」 から、地方都市の料理のおいしい旅館、パリの小洒落た人気店まで… 世界で様々な料理の現場を支えるのが、辻調グループの卒業生たち。ミシュラン関西版で星を持つオーナーシェフの、実に2割近くが辻調の卒業生。就職セミナーでは、日本中の有名ホテルが料理人のリクルートに詰めかける。グループ全体で3500人に達する学生たち…4月に、包丁の持ち方から学び始めた10代の学生が、わずか1年で料理人として大きく成長できる秘密は何なのか?学生たちによる、実際の店舗の運営や、本番さながらのシミュレーション授業まで、辻調を支える徹底的な「本物主義」の現場を取材。かつては「料理界の東大」、現在アジアで「世界三大料理学校」と呼ばれる辻調のユニークな料理教育の全貌を明らかにする。
本物による教育…仏料理の伝道師・辻静雄
辻調グループの設立は1960年。現在の校長・辻芳樹の父・静雄が、読売新聞の記者を辞めて開いた辻調理師学校が始まり。辻静雄は、当時まだ日本では深く理解されていなかったフランス料理を、日本人として先駆けて研究。本場から講師を招くなどして、その研究成果を惜しげなく授業に投入し、それまで存在しなかった本格的フランス料理の学校を作り上げた。その本物主義は1980年、フランス・リヨンの郊外の古城を買い取り、本場の環境で学べる辻調グループフランス校まで開校してしまう。そんなフランス料理を世界へ紹介した功績は、フランス政府から外国人として初めて「最優秀職人賞」を送られる世界的な評価を得ている。カリスマ創業者がいかに辻調を作り上げたのか、その秘密に迫る。
料理の地平を切り開く、辻調の人材
世界中の様々な料理シーンで活躍する辻調の人材。その人材は、食の現場を支えるだけでなく、新たな料理のあり方を提案するなど、料理界に革新を起こす人材も数多く排出している。校長の辻芳樹は、そんな卒業生たちを訪ね歩き、インタビューを繰り返すことで、次の料理界を担う人材をどう育てるか、学校のカリキュラムに生かすべく、走り回っている。
ゲストプロフィール
辻 芳樹
- 1964年大阪府生まれ、12歳でイギリスに留学
- 1993年辻調理師専門学校校長、辻調グループ代表 就任
- 2000年九州・沖縄サミットで晩餐会料理を監修
- 2004年内閣官房長官知的財産戦略本部
コンテンツ専門調査委員に就任
企業プロフィール
- 辻調グループ
- 本部:大阪府大阪市阿倍野区松崎町3-16-11
- 創立:1960年
- グループ学生数:3500名
- 常勤教職員数:500名
- 学校数:14校(2014年4月)
村上龍の
編集
後記
創始者である故・辻静雄氏は、生涯を通して料理を「言語化」し続けた偉大な人物だった。大著『フランス料理研究』をはじめとする膨大な著作が、そのこと を物語る。言語化だけが、「学ぶ・教える・伝える」という実践教育の普遍的なメソッドを生み出す。「料理に究極はない」「本物とは何かを問い続ける」辻調グループの精神的基盤だ。後継者である辻芳樹氏は、和食を世界に紹介しようと している。和食の国際的な理解は、中長期的に計り知れない経済効果を生むだろう。辻調グループは、単に料理技術を学ぶところではない。食文化を通じて伝道者の精神を学ぶ、唯一無比の学校である。


















