RYU'S EYE
座右の銘
放送内容詳細
年間150店出店!急成長を支える“前言翻す”大胆経営
今日は大阪、翌日は愛媛…次々とオープンする店の数、実に毎年150店舗以上。アースミュージック&エコロジーなど、27のブランドを擁し、急激なスピードで成長を遂げてきたストライプインターナショナル。ユニクロのような大型店でなく、在庫を持たない小型店でどんどん“新鮮な服”を回転させる独自戦略で、幅広い女性客を掴んできた。その成功を支えるのは、社長・石川の大胆な経営判断だ。店の横でアイス屋を始めたかと思えば、スマホを使った服のレンタルサービスを立ち上げる…。ストライプが一気に知名度を上げたきっかけも、企業規模に見合わない12億円もの広告費でCMを打つという“常識破り”の経営判断だった。そして石川の真骨頂は、前言を軽々と翻す「転換力」。立ち上げた靴下専門店がうまくいかなければ、あっという間にかわいい雑貨店に一変させヒットさせるなど、朝令暮改の柔軟な戦略転換で生き残る業態を作り上げてきた。現場の声を徹底的に拾うことで大胆に戦略を変える石川の、ユニクロの次を伺う独自の経営とは?
アパレル業界との格闘…4坪店が1000億円企業になるまで
岡山市の片隅にオープンした4坪の店を振り出しに、全国1200店のアパレルへと急成長を遂げた石川。海外から奇抜な服を買いつけたセレクトショップから、安さとファッション性を両立させた自社生産のアースミュージック&エコロジーまで…石川はアパレル業界の変化をいち早く掴み、様々な業態に転換、ストライプを育ててきた。その原点にあるのは小さなセレクトショップ時代、石川の独りよがりな経営に社員が嫌気をさし、14人のうち10人が辞めてしまった出来事だった。衝撃を受けた石川は、以後自分の判断を疑い「逆から物事を考える」習慣を身につけることで、成功を引き寄せるヒントを掴む。日本のアパレル業界の盛衰と共に格闘してきた石川の歴史とは?
地元・岡山愛で町おこし&人おこし!
石川は、生まれ育ち、起業した街・岡山への愛情が人一倍強い経営者だ。元気ある若手経営者などを表彰するオカヤマアワードや、食・アートの様々なイベントを開催し活性化に力を入れている。「ビジネスでの成功を地元に還元するのが使命」とまで言い切る石川の、地元愛の理由とは。
ゲストプロフィール
石川 康晴
- 1970年岡山生まれ 専門学校卒業後、紳士服店勤務
- 1994年岡山市内に4坪のセレクトショップを開業
- 1999年アースミュージック&エコロジー1号店開業
- 2013年グループ売上げ1000億円突破
企業プロフィール
- ストライプインターナショナル
- 本 社:岡山県岡山市北区幸町2-8
- 創 業:1994年
- 年 商:1103億円(2014年 グループ)
- 社員数:4634人(2016年 グループ)
村上龍の
編集
後記
アパレル業界は苦しんでいる。消費者は、ネット通販、レンタルなどさまざまな流通を知り尽くし、流行ではなく自らの好みを優先させる。出費を控え、安易に宣伝に乗らない。ストライプインターナショナルは、一貫した戦略がないかのように見える。だが、石川さんのロジックは切れ味鋭く、ぶれがない。戦略がないのではなく、戦略を固定させないのだと思う。賢くなり、自由に浮遊する消費者に寄り添うように、いろいろな領域で多様性を提供する。石川さんの、「洋服」に対する幼少からの愛情が、その先端的な考え方を支えている。


















