社長の金言
地道な努力の積み重ねこそ客の信頼をつくる
RYU'S EYE
座右の銘
放送内容詳細
“根室の味”に思わず手が伸びる!高くても美味すぎる回転寿司新勢力
東京・丸の内の人気商業施設「KITTE」。何軒もの飲食店がひしめく中、常に長い行列を作るのが、北海道に本店を置く回転寿司「根室花まる」だ。1皿300円以上が中心と、格安回転寿司チェーンと比べるとかなり割高だが、客は1時間半待ちでも行列に並ぶ。最大のウリは、北海道の東端・根室から直送されてくるこだわりネタの数々。しかも回っているのは…「あぶらがれい」「鮭のめふん」「こまい子醤油漬け」と、聞いたこともないようなネタばかり。花まるは、オホーツク海と太平洋の海流が重なる、根室周辺で穫れた他にないネタにこだわり、客の心をつかんでいるのだ。そして、鮮度にこだわるため出来る限り店内で魚をさばき、卵焼きも焼きたてを常に提供、デザートの杏仁豆腐まで手作りを出すなど、おいしさに徹底的に手間を惜しまないのも特徴。
レーンに回す皿数のコントロールが難しく、「回転」から「タッチパネル注文」へ回転寿司業界がシフトする中、ついつい取りたくなるネタがどんどん流れてくる回転寿司「根室花まる」の秘密に迫る!
スナック店主から一念発起!根室にしかない回転寿司屋を作れ
根室で生まれ、高校卒業後、東京で夢を追いかけるも挫折した清水…。根室に戻りスナックを経営していた時、出先の街で初めて入った回転寿司店が、創業のきっかけ。店内で家族が楽しそうに食事をしている様子を見て、清水は「根室にも家族が喜ぶ回転寿司をつくりたい!」とひらめいたのだ。しかし…42歳で思い切って開店するも、清水を含め寿司の知識を持つ従業員はゼロ。寿司を握るのが追いつかず、レーンの上をフルーツだけが流れ「フルーツパーラー」と馬鹿にされるようなありさまだった。それでも、他の寿司店に教えを請い自ら修行をするなど清水は諦めなかった。必死で店を改善する中、清水が目を付けたのは、地元根室の漁港でしか上がらない様々な地魚だった。地元でしか味わえない鮮度と魚…それにこだわり抜くことで、いつしか花まるには、大勢の客が押し寄せ、他への出店が可能になるほどの人気を獲得していったのだ。その苦難の道のりとは?
社員から変人扱い!どん底でハマったあの経営者の教え…その神髄
根室に店を開業しても全く客が来なかった…その苦境を救ったのは、京セラ創業者・稲盛和夫の言葉を録音したカセットテープだったという。清水は、多くの経営者が尊敬する稲森の言葉を、毎日毎日聞き続け、ついに社員から「頭がおかしくなった」と思われたという。数々の成功ビジネスを生み出してきた稲森和夫の教えは、何故田舎のスナック店主を大成功へと導いたのか? 清水の覚醒を通して、稲盛哲学の神髄に迫る!
ゲストプロフィール
清水 鉄志
- 1952年北海道根室市生まれ
- 高校卒業後、東京にて落語と演劇の修行
- 1982年根室に戻りスナックを創業
- 1994年根室に花まる1号店を開業、13年 東京進出
企業プロフィール
- 本 社 北海道札幌市西区西野2条2-4-3
- 創 業 1983年
- 年 商 35億円(2016年9月)
- 従業員 589人(パート含む)
村上龍の
編集
後記
清水さんと話していて、子どものころを思い出した。故郷、佐世保は海産物が豊富だったが、寿司屋には縁がなかった。庶民には縁遠い場所だった。回転寿司が革命を起こした。「今、生き残るには、客を驚かせるのではなく、信頼を少しずつ積み重ねるしかない」誠実な言葉だ。開店当初、無骨で無口な夫が妻と寿司を食べに来て、三日目に二人に会話が生まれ、とてもうれしかったというエピソードが、「はなまる」の経営姿勢を物語っている。「客が喜ぶ姿を見たい」清水さんは、おそらく今でも、そのことだけを考えているのだと思う。


















