社長の金言
目的を共有できる仲間がいればどんな問題も乗り切れる
RYU'S EYE
座右の銘
放送内容詳細
“美しい町”を“美味しい町”へ・・・美食の力で地方を元気に!
色鮮やかな農地が続く「パッチワークの路」や水面が青く見える「青い池」など…風光明媚な観光スポットが目白押しの北海道・美瑛町。この街には、こうした絶景を目当てに多くの観光客が訪れている。しかし、その客の多くは、立ち寄って景色を見るだけ、つまり、美瑛町は、富良野に行く途中に立寄る観光スポットに過ぎなかった。しかし、“ある施設”が完成したことを機に、状況が一変した。それが10年前に誕生した「美瑛選果」だ。選び抜かれた上質の野菜が買える直売所や、ミシュラン1つ星のフレンチレストラン「アスペルジュ」を併設。今では、ここを目的に、年間20万人が訪れるという。つまり、美瑛選果は「観光客が通り過ぎるだけだった町を、お客にお金を使ってもらえる観光地」に生まれ変わらせたのだ。こうした“美食で町に人を集める”仕掛け人こそ・・・ラパンフーヅの中道博だ。実は、中道、北海道では有名なフレンチシェフ。遠くても、わざわざ行きたくなる店を6店舗も手掛けているという。「美しい街」を「美味しい街」に変えた中道の独自すぎる地域活性化策、その全貌に迫る!
地方を元気にする三ツ星シェフ・・・中道博とは?
中道が率いるラパンフーヅは、3つ星のフレンチレストラン「モリエール」の他に、3つのレストランで、1つ星を獲得。いまや、日本最強とも言われるフレンチシェフ集団を率いている。そんな中道が自治体と手を組み、地方再生に乗り出すようになった、きっかけが北海道真狩村にあるという。演歌歌手の「細川たかしの出身地」ということ以外に、自慢する事が無かった人口2000人ほどの村に、反対を押し切って、宿泊できるレストラン=オーベルジュを作りあげたのだ。そして、ほとんど見向きもされなかった村に年間80万人の観光客を呼び込む結果を出したのだ。どこにでもある過疎の街を観光地へと変えさせた中道流の知られざる決断と、その裏にあった壮絶なドラマを追った。
生きる指導で未来の“中道”を・・・美瑛塾
地域の再生と共に、中道が力を入れているものがある。それが、若手の人材育成だ。中道は、冬のシーズンオフになったオーベルジュを使い、若手料理人の教育を行う塾を開催しているという。塾生は、20名ほど。年齢制限はない。そのため様々な人が集まる。普通の料理学校とは違い、より実践的な内容を学んでほしいと、シーズン中は、店のスタッフとしても働きながら、周辺の農家などに足を運び、隠れた素材の魅力に気づく目を養わせているのだ。第2、第3の中道を育てる、個性的なの人材育成術を取材した!
ゲストプロフィール
中道 博
- 1951年北海道登別市生まれ
- 1970年札幌グランドホテル入社
- 1974年フランスへ料理修行
- 1982年世界料理コンクール日本代表に金賞・特別賞を受賞
- 1984年「モリエール」開業
- 1997年「マッカリーナ」誕生
- 2012年「モリエール」3つ星を獲得
- 2017年ミシュランガイドで6つの星を獲得
企業プロフィール
- 本 社 北海道札幌市中央区宮ヶ丘2丁目1-1
- 設立 1984年
- 資本金 1700万円
- 従業員数 98人 ※手がけるレストラン・施設
モリエール(札幌)、マッカリーナ(虻田郡真狩村)
アスペルジュ(美瑛町)、ランファン・キ・レーヴ(札幌)
ビブレ(美瑛)、ラパンスタイル(札幌)
モリエールカフェ降っても晴れても(札幌)
村上龍の
編集
後記
「食材を活かす」誰もが常識だと思っている。だが、実はこれほどむずかしいことはない。食材は、料理人の知識や技術を超える偉大な存在なのだ。かって北海道は「食材の宝庫だが美味しい料理は少ない」と揶揄されることもあった。そこに中道博というシェフが現れた。「食材と水」をベースにして、、オーベルジュを作った。料理は、自律的だ。どれほど高名なシェフでも、エゴが食材への敬意を覆ってしまったら、堕落する。中道さんは常に、食材と客のことを考えている。その料理は、あらゆるエゴが消えていて、美味しさだけがある。


















