社長の金言
客を喜ばせるのが 真の介護
RYU'S EYE
座右の銘
放送内容詳細
高齢者が“元気になれる”仕掛けとは
介護認定を受けた高齢者が、通えば通うほど、より元気になれると評判の「たんぽぽ温泉デイサービス」。
元気になる秘訣は、250種類を超えるリハビリプログラム。体を動かすだけでなく、頭の体操や趣味の教室等、メニューも充実し、お年寄りを飽きさせない。さらに、リハビリをするともらえる施設内通貨が、高齢者のやる気に火を付ける。通貨を貯めれば、介護付きの旅行にも連れて行ってくれるのだ。
昼食は20種類に及ぶ手作りのバイキング。栄養満点のヘルシーメニューが高齢者に人気。日本最大級のデイサービス施設に秘められた“高齢者に喜ばれるサービス”の独自手法を取材した。
従業員も顧客もハッピーになれる制度
たんぽぽ介護センターの従業員の内、9割がパートスタッフで離職率も低い。子供を預けられる託児所を設け、残業も一切なし、急な休みもOKという独自ルールを設けている。「従業員満足」を打ち出した結果、「顧客満足」の高い企業へと成長していったのだ。その背景には、壮絶な筒井の半生があった。
予防介護でシニア世代を元気に
たんぽぽ介護センターには、介護が必要な予備軍をターゲットに「予防介護」というプログラムも充実。まだ体がしっかり動くシニア向けにフラダンスを踊る講座を開いたりし、高齢者に少しでも長く“現役”で過ごしてもらうための取り組みを行っている。
ゲストプロフィール
筒井 健一郎
- 1948年大分県玖珠町生まれ
- 1963年中学卒業後、愛知県で働く
- 1983年35歳で運送会社を設立
- 1999年人材派遣会社の社長になる
- 2000年たんぽぽ介護センター開設
企業プロフィール
- 本 社:愛知県一宮市
- 設 立:1992年(平成4年)
- 年 商:17億5000万円
- 従業員数:619人
- 事業内容:介護保険施設の運営
村上龍の
編集
後記
母もデイサービスに通っている。だから、「たんぽぽ」が多様なサービスを通じ、徹底して利用者の側に立っているのがよくわかる。だが筒井さんの半生は、「たんぽぽ」というほのぼのとした名称からは想像できない激烈なものだ。過酷な幼少期、中卒後、職業を転々としたが、なぜか笑顔を忘れなかった。言うまでもなく「介護」の本質はヒューマニズムだ。だが、それは経済合理性と、人の喜びや悲しみへの想像力がなければならない。同情ではなく共生、筒井さんの強い意志によって、「たんぽぽ」全体に笑顔が生まれる。


















