その名もワークマン。アウトドアショップなら数万円はしそうなブルゾンが2900円という破格の値段!
その人気と価格の秘密に迫る!
社長の金言
働く人のために ブレない
RYU'S EYE
座右の銘
放送内容詳細
ユニクロに匹敵!?あったかブルゾンが売れまくりの秘密
厳しい寒さとなった今年の冬、ワークマンでは、防寒性能に優れたブルゾンやジャンパーを取り揃え、中でも驚くほど軽くて暖かいと評判のストレッチブルゾンが大ヒット商品となっていた。アウトドアショップなら数万円はしそうなブルゾンが2900円(税込)という破格の値段なのも人気の理由のひとつだ。
実は、この店、もともとはワークマンの名が示す通り、働く人のための作業服や軍手、安全靴などを専門に売っていた作業服チェーン。それが、「プロが認める機能性で、しかも安い」とSNSや口コミで広まり、一般の人も「普段着に良い」と買い求めるようになったのだ。
今や北は北海道から南は沖縄まで全国816店(2018年1月現在)にまで拡大、国内の店舗数では、あのユニクロにも匹敵するほどの大勢力となった。
働く人が幸せになる!ベア3%も実現中
新年、ダルマに目を入れるのが、恒例行事となったワークマン率いる栗山。6期連続増収増益と業績は絶好調だが、3年連続で社員の給料の3%ベースアップを実現、冬のボーナスも大幅アップと大盤振る舞いしている。
実は現在、社員の給与を5年で100万円引き上げるプロジェクトが進行中なのだ。
一方、ワークマンの店舗は、「夫婦」経営が基本のフランチャイズ制。そこでも、働きやすいシステムがある。
1980年に1号店がオープンしたワークマン。当初は、群馬の流通チェーンベイシアグループ(当時はいせや)から作業服コーナーだけが独立してできた店だった。珍しい作業服専門のチェーンとして、順調に成長していくなか、2008年、リーマンショックの翌年、社長に就任した栗山は、減り続ける労働人口に危機感を募らせ、カジュアル化への道を決断する。だが、作業服専門にやってきたオーナー店長たちからは、「本当に売れるのか」といった疑問の声や、予想外の反発が相次いだ。どう乗り越えたのか?
まさかの時に役立つ!強みとは
ワークマンは、まさかの時に役立つのも、大きな強み。
2年前の熊本地震でもすぐさま支援に動き、店への応援部隊の派遣と、軍手6000組や耐油手袋などを被災地へと送った。地元の店も被災していたが、いち早く再開できた。
ワークマンの商品は災害時にこそ必要とされるのを、東日本大震災で経験が基になっている。災害の際に、「あって助かった」と人気になった商品の数々とは!?
ゲストプロフィール
栗山 清治
- 1954年
11月
千葉県佐原市(現:香取市) 生まれ - 1978年京都府立大学文学部 卒業
- 1979年株式会社シノヤ 入社
- 1985年株式会社ワークマン 入社
- 2009年代表取締役社長 就任
企業プロフィール
- 本社所在地:群馬県・伊勢崎市
- チェーン全店売上高:742億円(2017年3月期)
- 従業員数:243人
村上龍の
編集
後記
「ワークマン」の防寒用ブルゾンは、室内だと汗が出てきた。デザインも優れている。2900円と知って、本当に驚いた。高級店のマグロの握り2貫より安いかも知れない。「多店舗と標準化」「スケールメリットを活かしたPB」「利益は社員と加盟店に還元」などなど、多くの「強み」を持つが、実現はむずかしいものばかりだ。経営は決してぶれることがないが、変化しないということではない。ぶれないためには、進化が必要だ。商品と同じく、栗山さんのお人柄にも親しみを感じたが、経営の切れ味は鋭く、成功への過信もない。


















