カンブリア宮殿

村上龍 × 経済人

10001054

テレビ東京系にて放送中

2020716日放送

"巣ごもり消費"からDIY人気が急拡大中!
廃業危機の工具問屋を"DIYのアマゾン"に大改造した娘婿

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大都 社長
山田 岳人(やまだ たかひと)

"巣ごもり消費"拡大の影響で、今、過去最高のブームが到来しているのが「DIY」。そんな日本中のDIY族に知られるのが、オンラインショップ「DIYファクトリー」。DIY関連の商品が買えるだけでなく、DIY制作のレシピや、初心者向けに開発した商品など...至れり尽くせりの使いやすさで、DIYの裾野を広げてきた。ジリ貧の工具問屋から、DIYのキーマンへ。会社を大改造した3代目娘婿の挑戦。

社長の金言

働き方改革は 暮らし方改革

RYU'S EYE

RYU’S EYE

座右の銘

放送内容詳細

王者アマゾンも唸らせた!?創業83年のDIYベンチャー

今、急増している“DIY族”が頼りにするのが、オンラインショップの「DIYファクトリー」。取扱品目140万点以上。DIYに必要なあらゆる商品が購入でき、見たことのない工具もずらりと並んでいる。
誰でも簡単にできるDIYのオリジナルレシピや、隠れた便利商品を記事で発信することで、DIY初心者の心強い味方となっている。そんな「DIYファクトリー」を運営するのは、大阪の下町にある大都。ボロボロの本社ビルを自分たちでDIY。素敵なオフィスに一変させ、さらに社員同士がイングリッシュネームで呼び合うなど、まさにスタートアップ企業といった雰囲気。大都がこだわるのは「もっとDIYを広めたい!」という思いだ。そのために力を入れるのが、中小メーカーと組んだ、初心者でも簡単に作成できるキット作りや、ハケがいらないペンキなどの新商品開発。初心者にも、DIYを体験してもらうための工夫を欠かさないのだ。そんな大都…実は創業83年。以前は問屋業を営んでいたが、経営危機に陥り、3代目社長の山田が再建に乗り出した。そして今や、アマゾンジャパンの社長が視察に来るまで注目のサイトに。
倒産寸前の会社をDIYベンチャーとして蘇らせた、3代目の逆転劇に迫る。

廃業寸前の会社を大改造!問屋をネット通販へ一変させた娘婿

元々リクルートでバイト雑誌の営業をしていた山田。結婚を決めた女性の実家が大都だった。
両親へ挨拶に行くと、先代から「娘はやるが、後を継いで欲しい」と頭を下げられ入社を決意する。当時、問屋業だった大都…全く素人の山田は、専門用語もわからなく苦労。運転したこともないトラックでホームセンターへの営業周りをするが、価格的競争力もなく問屋の限界に気付き始める。2000年ごろ、会社を潰すことも考え始めた山田は、ある日、友人の一言をきっかけにECサイト運営に乗り出す。そして何とか結果を出す中…まだ認知度の低かったDIYをテーマにサイトも会社も大きく変貌させていく。先代の依頼に答え、会社を存続させた山田、その格闘の道程とは?

ゲストプロフィール

山田 岳人

  • 1969年石川県生まれ
  • 1992年大学卒業、リクルートフロムエーに入社
  • 1997年大都に入社
  • 2002年EC事業を立ち上げる
  • 2007年「DIYFACTORY」サイトオープン
  • 2011年代表取締役社長(3代目)に就任

企業プロフィール

  • 本 社:大阪府大阪市生野区生野東2-5-3
  • 設 立:1937年3月
  • 年 商:42億7000万円(2019年)
  • 従業員:26名(2020年7月現在)

村上龍の
編集
後記

山田さんはラッキーだ。義理の父親の会社を継ぎ、じり貧の工具問屋から、IT企業へと変身させた。ネット販売に転じたのは2002年、自身でPCを買って一人ではじめた。売上は現在40億、DIYのネット通販がコロナによる巣ごもりで活況となり、個人客からの注文が過去最大規模で増えているらしい。だが、幸運は向こうからやって来たりしない。当初は古い体質の会社に苦労するが、奥さんには黙っていた。「会社のことを家で話したくなかったんで」その心遣いがビジネスにも活きる。山田さんのDIYは、どこか優しい。

村上龍

読んで分かる「カンブリア宮殿」コラム

JMM Japan Mail Media 編集長 村上龍

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