カンブリア宮殿

村上龍 × 経済人

10001054

テレビ東京系にて放送中

2020917日放送

外食・大量閉店時代でも躍進!
知られざる丸亀製麺のサバイバル術

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トリドール ホールディングス 社長
粟田 貴也(あわた たかや)

新型コロナウイルスの感染拡大で、日本の4-6月期のGDPは戦後最悪の数字を叩き出した。そんな日本経済の危機的状況の影響を直接的に受けているのが、、、外食産業だ。居酒屋チェーンの「ワタミ」や、ファミリーレストランの「ジョイフル」、かつて人気を博した「いきなり!ステーキ」など...大手外食チェーン店では、不採算店舗の閉店が相次いでいる。しかし、そんな危機の中にありながら客から絶大な信頼を集め、健闘しているのが「丸亀製麺」だ。一代で巨大うどんチェーンを築き上げた社長の粟田は、今回の未曽有の危機を、どう乗り越えようとしているのか?その知られざる舞台裏に迫る!

RYU'S EYE

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座右の銘

放送内容詳細

新型コロナに負けない!熱烈ファンから愛される丸亀製麺、復活の秘密

週末の昼下がり、ある店の前に長蛇の列ができていた。行列客のお目当ては…讃岐うどん。店内で粉から製麺した「打ち立て」「茹でたて」の絶品うどんを求めて、連日客が押し寄せている。この、熱烈ファンから大絶賛される人気店こそ、店舗数で日本一となった、大手うどんチェーン「丸亀製麺」だ。実は丸亀製麺も、新型コロナによる外出自粛の影響などで、今年4月の売り上げは、前年の半分程度まで落ち込んだという。しかし、様々なコロナ対策を打ち出すことで、見事復活を遂げていたのだ!他の外食チェーンが苦戦を強いられる中で、なぜ丸亀製麺は復活の兆しをつかんだのか?知られざる丸亀製麺の逆襲に密着した!

“讃岐うどんの味”を取り戻せ!丸亀食感を守る職人たち

2013年に「カンブリア宮殿」に出演した粟田は、「売り上げよりも客数が大事」と熱く語っていた。翌年には、山盛りの牛肉を添えた期間限定メニューを発売。これが空前のヒットとなり客殺到の人気商品に。その勢いに乗った粟田は、次々と新メニューを投入しヒットを連発していった。しかし、そんな丸亀製麺に思わぬ事態が巻き起こる。大量のフェアメニューの対応に追われ、店舗オペレーションが徐々に悪化。4年後には…既存店の客数が減少に転じたのだ。「手作り」「出来立て」の讃岐うどんにこだわって成長してきた丸亀製麺が創業以来の危機。そこで粟田が打ち出したものこそ“原点回帰”の改革だった。客から支持される“丸亀の味”を取り戻すために、いったい何が必要だったのか?前回出演後に丸亀製麺で巻き起こった改革の全貌を徹底取材した!

1兆円企業を目指して!粟田が描く次なる野望

今年、川崎市にオープンした「コナズ珈琲」。連日客が押し寄せる人気のカフェだが、実はこの店も粟田が手がけた店だ。トリドールは現在、ラーメン店や天ぷら専門店など23業種に手を広げ、海外にも積極的に展開している。外食産業で初めてとなる「1兆円企業」を目指す粟田の未来戦略とは?

ゲストプロフィール

粟田 貴也

  • 1961年神戸市生まれ
  • 1982年神戸市外国語大学 中退
  • 1985年焼き鳥店(トリドール3番館) 開店
  • 2000年丸亀製麺1号店 開店
  • 2019年本社を渋谷に移転

企業プロフィール

  • 本 社:東京都渋谷区道玄坂1-21-1
  • 創 業:1985年
  • 年 商:1564億円(2020年3月期)
  • 社員数:4139人(2020年3月末)
  • パート:1万5358人(2020年3月末)

村上龍の
編集
後記

粟田さんは「成長の虫に取り憑かれている」と明言する割には、印象はとても穏やかで、むしろ大人しい感じがする。いい意味での二面性がある。大胆さと謙虚さ、ロマンチシズムとリアリズム。ただし店舗展開では、一貫している。大衆性、普遍性、チェーン店でありながら暖かく手間ひまがかかっている食堂のイメージ。店舗数1万店、売り上げ1兆円を目指すらしいが、創業は個店だった。『トリドール三番館』。奥さんに「こんな店を3軒持てたら人生良かったと振り返って言えるね」と言う謙虚さを決して忘れることがない。

村上龍

読んで分かる「カンブリア宮殿」コラム

JMM Japan Mail Media 編集長 村上龍

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