RYU'S EYE

座右の銘
放送内容詳細
日本の常識を変えた!新旋風を巻き起こすグローバル企業
いま人気の「ウーバーイーツ」が新たな仕掛けで「出前の常識」を次々と覆している。例えば、料理を提供する店のラインナップが、昔と比べて大きく変化したという。国内で先行してサービスを開始した「出前館」で料理を提供する店を見てみると…昔から出前をやっている街の中華屋さんや、大手の外食チェーンなどが顔を揃えている。しかし、ウーバーイーツは、新しくできた人気のアジア料理の店や、行列のできる人気店、デザート専門店など、これまで“出前”をしていなかったような店との提携が多いのだ。一方で、料理を運ぶ配達員の働き方でも、これまでの常識を破っている。実は、ウーバーイーツの配達員は、従業員ではなく個人事業主。登録すれば誰でも簡単に配達員になれ、自分の好きな時間に、好きなだけ働くことができる。そんな“雇われない自由な働き方”をウーバーは日本で拡大させているのだ。様々な分野で新風を巻き起こす「ウーバーイーツ」は、今後、本当に日本市場に根付くのか?外食産業や日本の雇用の在り方にも変化をもたらしたウーバーイーツのビジネスモデルを徹底解剖する!
フードデリバリー戦国時代を勝ち抜く拡大戦略とは!?
新型コロナの影響で追い風を受けるフードデリバリー業界には、「出前館」や「メニュー」「楽天デリバリー」など、様々なサービスが存在する。そんな各社がしのぎを削る業界の中にあって、ウーバーイーツをトップ企業に育ててきたのが、日本代表の武藤友木子だ。グーグルなどグローバル企業の日本法人の要職を渡り歩き、2018年にウーバーイーツの日本代表になった武藤は、いかにして「ウーバーイーツ」をフードデリバリー業界のトップ企業に育て上げたのか?武藤が仕掛けた「配達員改革」から驚きの新サービスまで、ベールに包まれたウーバーイーツの舞台裏を徹底取材した!
ゲストプロフィール
武藤 友木子
- 1998年大手外資系コンサル会社に入社
- 2000年IT企業を友人と起業/楽天へ売却/楽天へ転籍
- 2007年~トラベルズー・ジャパン社長/オープンテーブル社長等
- 2017年グーグル合同会社にて新規顧客開発 日本代表
- 2018年ウーバーイーツ日本代表就任
企業プロフィール
- 会社名:ウーバーイーツジャパン
- 設 立:2019年
- 本 社:東京都渋谷区神宮前6-12-18
村上龍の
編集
後記
利幅は薄いらしいですが本当ですか。武藤さんは「本当です、だから店舗数や注文件数のスケールをとっていかないと」と答えた。あの、ロゴが入っているカバンはよく目立つ。わたしには無理だなと思う。配達員は個人事業主だ。ウーバーイーツに雇われているわけではない。だから不安定で悪さをする人もいるし、だから自由だとも言える。自由な生き方を求めている人が増えているとも言えるし、自由な生き方しかできない人が増えているとも言える。わたしたちは、ウーバーイーツに、本当に自由に生きたいのかと試されている。